立民茨城県連が定期大会 「新しい勢力」飛躍誓う 子育て政策重視

党勢拡大に向け気勢を上げた立憲民主党県連の定期大会=水戸市三の丸

立憲民主党茨城県連は19日、水戸市内のホテルで定期大会を開き、4月の統一地方選に向けた必勝や党勢拡大など2023年度の活動方針を決めた。役員改選では代表に青山大人衆院議員が再任し、新幹事長に設楽詠美子県議が就任。青山代表は「自民党に代わる、新しい勢力となるよう飛躍する」と誓った。

活動方針では、最も重視する政策の一つとして「子ども・若者政策」の充実を掲げ、子育て世代などとの交流を図る。各団体との「意見を聞く会」や政治塾の開催などを通した政策立案、人材掘り起こしなども推進する。

また、党勢拡大と基盤強化に向け、統一地方選での議席増も掲げた。青山代表はあいさつで「対峙(たいじ)すべきは今の自民党政治。立憲民主党の政策や理念を実現し、地域がよくなるための活動を続けていく」と力を込めた。

大会には党本部から蓮舫参院議員のほか、国民民主党県連の浅野哲代表、昨年の参院選で推薦した堂込麻紀子参院議員、連合茨城の内山裕会長らが出席した。

役員改選では、ほかに代表代行に小沼巧参院議員、副代表に梶岡博樹第3区総支部長と玉造順一県議がそれぞれ就任。統一地方選で水戸、鹿嶋、牛久、常総、石岡市議選に出馬を予定する公認候補7人も紹介した。

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