原英莉花は37戦ぶりトップ3 バーディ8つ「ノルマ」達成

ショットが好調。3位タイに食い込んだ原英莉花(撮影/奥田泰也)

◇国内女子◇Tポイント×ENEOSゴルフトーナメント 最終日(19日)◇鹿児島高牧CC(鹿児島)◇6419yd(パー72)

原英莉花が8バーディ、1ボギーとし、キャリア自己ベストに並ぶ「65」でプレー。通算11アンダー3位で終えた。

優勝した2021年「大王製紙エリエールレディス」以来、37戦ぶりのトップ3。「きょうは1日8個バーディを獲ろうと、キャディさんと決めていた。そのノルマはクリアできた。ショットがついていた。危なげないプレーでした」と振り返った。

前半6番(パー3)でボギーをたたいたが、続く7番から3連続バーディ。7番は90ydから54度で3mにつけてスコアを伸ばした。

2年ぶり優勝を目指す(撮影/奥田泰也)

「アイアンショットのイメージが良くて。自分のフェードが決まっている。ピンを狙っていきやすい」。今季の平均飛距離245.5ydでツアー15位につける飛ばし屋にとって、その力を味方につけるのが厳しいドッグレッグのホールも多く「ティショットの悩ましいところが多かった。決め打ちした」と説明した。

「例年よりも、うまく調整できている。気持ちの面かな。バーディを獲れると攻めていきやすい。バーディ、バーディとつながりやすい」。ツアー5勝目も近そうだ。(鹿児島県姶良市/玉木充)

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