金沢星稜大学、卒業生を迎えて「仕事とキャリアの説明会」オンライン開催

金沢星稜大学は、県内外の企業で活躍する若手社員、OB・OGによる「仕事とキャリアの説明会」の第1回を2022年11月16日に、第2回を2023年1月28日にオンラインで実施した。

2日間にわたって行われた「仕事とキャリアの説明会」には、航空、貿易、マスコミ、金融、IT、運輸、外郭団体など難関企業で働くOB・OGが、総勢10名登壇し、後輩(1~3年次)に向けて、「就活とどう向き合ったか、仕事のやりがい、今努力していること・目標、後輩へのアドバイス」等をそれぞれの個性で熱くプレゼンテーションした。参加した計109名(3年次81名、1・2年次28名)の学生は、先輩の話に熱心に聞き入り、活発に質問を投げかけるなど、将来の仕事に対するイメージを膨らませた。

先輩たちからのリアルな言葉は学生たちの心に響いたようだ。経済学部経済学科の3年生は、IT業界に勤める経済学科卒のOBと、特別民間法人に勤めるこども学科卒のOGからの『文系ならではの強み、学部ならではの強みをアピールする。』という言葉に、『不利な業界だから、変わった学部だから』というマイナスな思考ではなく、逆に強みとしてアピールすることの大切さを感じたとコメント。

人文学部国際文化学科の3年生は「『みんなが当たり前だと思っている行動を当たり前に出来る人が成功する人』(経営学科OB)、『ハードルが高いと思う企業があれば、“事前に準備をすることが出来る”と捉える方法がある』(こども学科OG)という価値観を自分の成長に繋げて行動していくと語った。

また経済学部経済学科の2年生は印象に残った言葉として『世の中が落ち込んでいる時こそ、チャンス』(「経済学科卒業生)を挙げ、コロナ時代となり不便なことが多いが、反対にリモートでたくさんの企業の説明を受けたり、本当に強い企業を見極めることが出来たりと、良い面もたくさんあると知ったという。

今回の説明会で卒業生たちの具体的なアドバイスを聞けたことで、就職活動や志望分野が漠然としていた1、2年次の学生にとって良い指針となったようだ。金沢星稜大学は就職に有利な資格取得のための総合的なサポートや大学独自のきめ細かい就職支援などを行っており、今後も様々な角度から学生たちをフォローしていく。

参考:【金沢星稜大学】【就職】OB・OG(若手社員)より学ぶ会を実施

© 大学ジャーナルオンライン