「メッシへの批判は無礼!」バルセロナとPSGでプレーしたマクスウェルが憤る

今季も悲願であるUEFAチャンピオンズリーグ優勝を果たすことができなかったPSG。

優勝請負人だったはずのリオネル・メッシは一部から批判を浴びており、元PSGのジェローム・ロテンは彼との契約延長に反対している。

そうしたなか、バルセロナとPSGなどでプレーした元ブラジル代表DFマクスウェルが古巣PSGについて語った。バルサ時代にメッシともプレーした経験がある彼は『Canal』でこう話していたそう。

(メッシとの契約延長に対する疑問について)

僕らのチームには史上最高の選手がいるかもしれないんだ。なぜ議論になるのか分からない。

彼は常に勝利を目指す人間のお手本。若手にとっても素晴らしい模範さ。一緒にプレーした時、彼と一緒にピッチにいるのは格別だった。

(ネイマールについて)

自分は彼のPSG加入に携わった。彼はとても感情的な選手で、人間的なつながりを感じる必要があるんだ。

パリでは多くを与えられ、相当な期待を背負った。彼にとっては難しいことが起きてしまった。彼とは親しいので、幸せを願っているよ。

(彼はこの状況をどう感じているか)

特に手術のことを考えると、難しい時期だ。自分は彼がパリでいいシーズンをフルに戦うことができると信じている。

(メッシへの批判について)

サッカー界は容赦がない。でも、彼がサッカー界で成し遂げたものに対して敬意を払っていないことがあると思う。彼が今もやっていることに対してもね。

彼はW杯で優勝したばかりだ。彼のことをネタにする人間がいるが、選手に対しても、彼がいままでやってきたこと全てに対しても敬意を欠いている。批判は普通のことだけど、無礼なこともある。

(キリアン・エムバペについて)

並外れた才能、あのスピード…。24歳にしてすでにW杯を勝ちとり、次の決勝でも主役になった。彼がやってきたことは並外れているよ。多くの若手選手にとって夢のような存在さ。

(現在世界最高の選手は彼なのか)

個人的には常にメッシだ。だが、彼は次の10年を担う選手であることを示している。アーリング・ハーランドと一緒にね。

クリスティアーノ(ロナウド)とメッシの後にその座につく選手たちがいる。彼らはトップに上り詰めている。でも、エムバペが別格なのは間違いない。

メッシへの批判は敬意を欠いており、契約延長に対する疑問は理解できないようだ。

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なお、メッシはPSGでの66試合で29ゴール32アシストを記録している。

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