長崎ヴェルカ PO進出 福岡に83-81 競り勝つ バスケットB2

【福岡―長崎】第1クオーター、ヴェルカの山本(中央)が3点シュートを狙う=福岡市民体育館((c)B.LEAGUE)

 バスケットボール男子Bリーグ2部(B2)第26節最終日は19日、福岡市民体育館などで6試合が行われ、西地区2位の長崎ヴェルカは5位福岡に83-81で競り勝った。2連勝で通算35勝14敗のヴェルカはこの日敗れた地区4位の愛媛とのゲーム差を「13」に広げ、シーズン11試合を残して地区3位以上が確定。上位8チームによるプレーオフ(PO)進出を決めた。
 ヴェルカは35-34のロースコアで入った第3クオーターに松本がチームをけん引。3分から2本連続の速攻などで攻撃のリズムをつくると、狩俣、ヘディングらアウトサイド陣もテンポよく外角シュートで続いた。58-48で入った第4クオーターも勢いは止まらず、6分には山本がこの日4本目の3点シュートで77-62とリードを広げた。
 ここからヴェルカは福岡に反撃され、残り23秒で2点差まで迫られた。フリースローの確率が悪く、相手のプレスディフェンスにミスから速攻を許すなど、要所でプレーの精度を欠いた。最後は試合終了のブザーと同時に放った福岡の3点シュートが決まらず、辛くも逃げ切った。この日、西地区首位の佐賀は東地区首位のA千葉に連敗。佐賀とヴェルカのゲーム差は「3」に縮まった。
 PO進出決定は佐賀、A千葉、東地区2位の越谷に続き4チーム目。第27節は22日、各地で7試合を実施し、ヴェルカはアウェーで熊本と対戦する。


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