2023年冬ドラマは声優出演だらけ!『Get Ready!』梶裕貴『女神の教室』宮野真守らの評判は?

声優をテレビドラマや、バラエティー番組などで度々見られるようになった昨今。2023年1月より始まったテレビドラマにも、多数の声優さんが出演していました。アニメ以外でその姿を観られる喜びに、SNSでは歓喜の声があがってました。

そこで本記事では、2023年冬ドラマに出演した声優の役どころやSNSでの評判を振り返ります。

梶裕貴『Get Ready!』

日曜劇場『Get Ready!』TBSテレビ公式サイトより

日曜劇場『Get Ready!』TBSテレビ公式サイトより

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『進撃の巨人』エレン・イェーガー役や『七つの大罪』メリオダス、『僕のヒーローアカデミア』轟焦凍役などを、数々の主人公や人気キャラクターを演じている梶裕貴さん。

梶さんが出演したのはTBS日曜劇場『Get Ready!』。闇医者・エースこと波佐間永介(妻夫木聡)と、患者との交渉を務めるエースの相棒であるジョーカー・下山田譲(藤原竜也)が秘密裏に医療行為を行いながら“生きる意味を問う”、医療エンタテインメントです。

梶さんは同作の第1話にて、病に倒れ余命宣告を受けた投資家の渋谷(池松壮亮)が出資をする会社のひとつの、30代の中小企業社長役として登場。37歳の梶さんは

「年相応の役ということもあり、白髪も自前」

と写真とともにツイートしました。

梶さん演じる中小企業社長は渋谷に「工場を失う覚悟はありますか」と問われ、「工場だけでなく、この命も差し出します」と答えたことで、Twitterでは「梶くんが心臓を捧げた」というコメントが。

また梶さんは昔からファンの間で「手がキレイ」と評価されており、心臓を捧げる前のセリフの前に映し出された握りこぶしから「やっぱり手がキレイ」といったコメントも見られました。

同ドラマには『美少女戦士セーラームーン』月野うさぎ/セーラームーン役や『新世紀エヴァンゲリオン』葛城ミサト役で知られる三石琴乃さんも占い師役でレギュラー出演しています。セーラームーンが放つ「月に代わってお仕置きよ!」の逆再生セリフ「よきおしおってつわかにきつ」を発するなどファンには堪らない役どころとなっています。

宮野真守『女神の教室~リーガル青春白書~』

『DEATH NOTE -デスノート-』夜神月役や『東京喰種トーキョーグール』月山習役を務めるほか、歌手として男性声優初の武道館ソロ公演を果たし、昨今ではテレビドラマやバラエティー番組でも大活躍の宮野真守さん。

宮野さんが今年1月から出演しているのは、フジテレビ系月9ドラマ『女神の教室~リーガル青春白書~』。ロースクール(法科大学院)を舞台に、裁判官で実務家教員の主人公・柊木雫(北川景子)が法曹界の未来の未来をよくすべく奮闘する、リーガル青春群像劇です。

『女神[テミス]の教室~リーガル青春白書~ 』フジテレビ公式サイトより

『女神[テミス]の教室~リーガル青春白書~ 』フジテレビ公式サイトより

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宮野さんはロースクール時代に柊木と同期だった検察官・横溝太一役を演じています。柊木の良い相談相手として登場する横溝は温厚な心優しい性格の役柄で、Twitterでは「年齢より幼い横溝くんかわいい」「癒される」といった声が多く挙がっていました。

また宮野さんが実際には料理ができないのに対し、横溝は料理ができる役であることから「ちゃんと料理できるオーラ出ててすごい」といったコメントも見られました。

2月27日の放送では声のみの出演で、Twitterでは「声だけなのにあまりに良い声で笑った」「コスパが良い」「横溝くんから電話欲しい」と、声だけでも存在感のある宮野さんにファンからは歓喜の声が挙がっていました。

津田健次郎『リバーサルオーケストラ』

『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ』海馬瀬人役や『テニスの王子様』乾貞治役などを務めている津田健次郎さん。もともと舞台やドラマでも活動していましたが、近年ではテレビドラマに度々レギュラーで出演するなどめざましい活躍を見せています。

ドラマ『リバーサルオーケストラ』日本テレビ公式サイトより

ドラマ『リバーサルオーケストラ』日本テレビ公式サイトより

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そんな津田さんが出演しているのは日本テレビの水曜ドラマ『リバーサルオーケストラ』。西さいたま市役所職員として働く元・天才ヴァイオリニストの谷岡初音(門脇麦)が、変人マエストロ・常葉朝陽(田中圭)にスカウトされ、ポンコツオーケストラの児玉交響楽団を一流オーケストラへと大改造する音楽エンタテインメントです。

津田さんが演じているのは市議会議員・本宮雄一。本宮は市長・常葉修介(生瀬勝久)の後釜を狙い、修介が応援する児玉交響楽団を潰そうとさまざまな罠を仕掛ける、いわば悪役。

Twitterでは「かっこいいから余計にタチが悪い」「めちゃくちゃ憎たらしい~」と、さすがの津田さんの演技力から本宮市議を本当に嫌いなってしまうというファンの声が多数見られました。

その一方で「イケボで悪巧みしないで。惚れてまうやろ」「わっるい顔ステキ……」といった声も挙がっていました。

木村昴『どうする家康』

木村昴さんは『ドラえもん』剛田武ことジャイアン役や『THE FIRST SLAM DUNK』桜木花道役のほか、テレビ東京の子供向けバラエティ番組『おはスタ』ではメインMCも務めています。

松本潤さん演じる徳川家康を題材とした大河ドラマ『どうする家康』で、木村さんは徳川家臣のひとり・渡辺守綱役で出演しています。木村さんは小栗旬さんが主演を務めた前年の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』にて後白河法皇の第三皇子である以仁王として出演しており、2作続けての大河ドラマ出演となっています。

『どうする家康 前編 (NHK大河ドラマ・ガイド)』(NHK出版)

『どうする家康 前編 (NHK大河ドラマ・ガイド)』(NHK出版)

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「槍もトークも一級品」といったキャッチコピーの通り、槍の名手でありおしゃべり好きでもある渡辺守綱。第7話で登場すると、なんと百姓に扮した徳川家康の頭をパーンと叩き「俺を誰だと思っている?渡辺守綱様だぞ!」と豪快に笑いながら家康の首を持って思い切り揺さぶったのです。 この姿とセリフはまさに、木村さんが演じる国民的アニメ『ドラえもん』のジャイアンそのもの。

Twitterでも「ふつうにジャイアン」「ジャイアン……やっちゃったね」「ジャイアン役の人がジャイアンで出てる」と、木村さん演じる渡辺守綱のあまりのジャイアンっぷりに、なんと世界トレンド6位に「ジャイアン」が、43位に「渡辺守綱」のワードがランクインする反響を見せました。

実は木村さんはインタビューで今回の役柄について「例のガキ大将をイメージして膨らませた」と語っており、このSNSの反応は木村さんの思惑通りといったところでしょうか。

2022年に引き続き、声優さんの多方面での活躍が期待できる2023年。アニメだけに限らず、テレビドラマも要チェックです。

(執筆:ヤマコジ)

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