草彅剛主演「罠の戦争」第10話。政治家としての野心に火がついた鷲津亨は“復讐される側”へ

フジテレビ系では本日3月13日に、草彅剛主演の連続ドラマ「罠の戦争」(月曜午後10:00=関西テレビ制作)の第10話が放送。物語はいよいよ最終章に突入する。

「罠の戦争」は、草彅剛主演の「銭の戦争」「嘘の戦争」に続く“戦争シリーズ”第3弾。命を懸けて20年間尽くしてきた政治家に裏切られた議員秘書・鷲津亨(草彅)が、権力を振りかざす不条理な政治家たちに、壮絶な復讐(ふくしゅう)をするリベンジ・エンターテインメントだ。

内閣総理大臣補佐官に抜てきされた亨は、内閣総理大臣・竜崎始(高橋克典)のお墨付き議員として躍進するが、ある日、週刊誌に政治資金規正法違反の疑いを取りざたされ、流れは一変する。政界内には怪文書が出回り、立場が危うくなる。

民政党幹事長を退いた鶴巻憲一(岸部一徳)の仕業だとにらみ、かつて亨と同様に犬飼孝介(本田博太郎)の秘書だった虻川勝次(田口浩正)が、鶴巻の私設秘書として永田町に戻って来たことにも一抹の不安を覚える亨。しかし、竜崎のある一言で、いつの間にか芽生えた政治家としての野心に火がつき、今度こそ鶴巻を完全に排除すると、竜崎に宣言する。

後日、「週刊新時代」の記者・熊谷由貴(宮澤エマ)が鷲津の留守中に事務所へやって来て、鷲津に頼まれたあるものを置いて帰る。権力を使って記事をつぶされて以来、由貴は鷲津への信頼を失っていたが、ある思いから協力する気になったらしい。しかしそれは、ある人物の差し金で…。

鶴巻の不正を暴くことに躍起になる亨は、次第に代議士としての本来の職務をおろそかにするように。政策秘書・貝沼永太(坂口涼太郎)は愚痴をこぼす。第二秘書の蛍原梨恵(小野花梨)や私設秘書の蛯沢眞人(杉野遥亮)もまた、怪文書の一件で、誰が事務所の内情をもらしたのか疑心暗鬼になっていた。そして、そんな中、亨の妻・可南子(井川遥)も、多忙を理由に家庭を顧みず、人が変わったかのような夫に複雑な思いを抱く。

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