西川沿い路上で飲食やゲーム満喫 岡山「ホコテン!」にぎわう

歩行者天国となった道路でゲームを楽しむ子どもたち

 岡山市中心部の西川緑道公園筋を歩行者天国にする「ホコテン!」(市、実行委主催)が19日開かれた。普段は車が行き交う道路に飲食スペースや体験コーナーが設けられ、大勢の家族連れらでにぎわった。

 ハレまち通り(旧県庁通り)―桶屋橋南の約240メートル区間の西側市道を午前11時から午後4時まで歩行者に開放した。路上に設けられたゲームコーナーでは、子どもたちが巨大ジェンガや輪投げに挑んだり、紙製の花びらを貼り付けて大きな桜の木を表現するワークショップに参加したりして楽しいひとときを過ごしていた。

 公園では「花・緑ハーモニーフェスタin西川」もあり、愛好者団体がステージでアイルランドの音楽やダンスを披露。ワインやパスタなどを出す屋台も並んだ。

 長男、長女、夫と訪れた女性(34)=北区=は「車が通らないので子どもと一緒でも安心して楽しめる。開放的な雰囲気もいいですね」と話していた。

 「ホコテン!」は2023年度にも計3回の開催を予定しており、次回は6月11日。

© 株式会社山陽新聞社