テレビ東京系で3月27日に放送される、上川隆也主演の月曜プレミア8「バンカケ～警視庁自動車警ら隊」（午後8：00）のキャスト14人が一挙に発表された。
バンカケとは、職務質問を意味する警察業界の隠語。「バンカケ～警視庁自動車警ら隊」は、街をパトロールし、不審なことがあればバンカケで犯罪の芽を見抜き、事件を未然に防ぐ自動車警ら隊（自ら隊）の活躍を描くオリジナルサスペンスドラマだ。同局の人気ドキュメンタリー「警察24時」を思わせる世界観を再現し、制服警官の装備やパトカーでの走りなど、現実に即した雰囲気も見どころとなっている。
上川が演じるのは、主人公の第一自動車警ら隊隊員・階堂昇。人並外れた洞察力とバンカケで事件を見つけすぎてしまう“最強の男”でありながら、経歴と私生活は謎だらけという、ミステリアスでどこか陰のあるベテラン隊員だ。また、階堂とコンビを組むA級ライセンスを持つ第一自ら隊の新人隊員・岸谷涼子役で足立梨花も出演する。
勝村政信は「くれぐれも」が口癖の第一自ら隊中隊長・鉄元克己役。本作への出演にあたり、勝村は「また面白い主人公が生まれてきたなと思いました。鈴木（浩介）監督と、上川くんともとても久しぶりだったので、とても撮影が楽しかったです。捜査一課とバンカケチームとの内面の確執とバンカケのパトロールが、見どころの一つです。新しいヒーローの誕生を楽しみにしていてください」とコメント。
鈴木浩介が演じるのは、階堂ら自ら隊をどこか見下し冷たくあしらう捜査一課刑事・木村晃夫。「『バンカケ』という言葉を正直聞いたことがなくて、最初は『何なのだろう…』というところから始まりました」と明かした鈴木は、「私のやる木村役は仕事一筋の熱い男といいますか、上川隆也さん演じる階堂との関係は、男同士の見えないところでつながっている友情関係があるんじゃないかと思い、それを想像しながら大事に演じさせていただきました」と報告。
また、強盗殺人事件の担当になった捜査一課新米刑事で、階堂に憧れる涼子の後輩・酒巻圭太を演じる戸谷菊之介は、アニメ「チェンソーマン」の主人公・デンジ役を務めた声優で、本作がドラマ初出演。「出演が決まった時の気持ちは、『ドラマ～!? えっ？ えっっ？？？ ドラッ、えっ？ あっ！ 頑張ります！』です」と驚いたことを明かし、「ドラマ出演経験のない僕に、酒巻という役を任せてくださってうれしかったです！ イチオシのシーンは、居酒屋でサングラスを外すシーンです！ 監督からも『声優としての力を存分に使っちゃって』と言っていただき、思い切り演じました！ 楽しかったです！ すご腕の階堂さんが、なぜ自ら隊として働くことにこだわっているのか、という部分にものすごく気持ちを動かされました。警察もので殺伐とした雰囲気がありますが、僕の演じる酒巻の言動で少しでも和んでいただけたら幸いです！」と自身の武器を思い切り生かしたシーンがあることを伝えつつ、アピールしている。
そして、赤井英和が担うのは、階堂の新人時代の指導員であり、1年前の交番襲撃事件で殺害された元巡査部長・時坂吾郎役。赤井は「今回私が演じた時坂吾郎は、階堂昇の新人時代の指導員でもあり、いい意味でも、違った意味でも、事件の肝になるお巡りさんをやらせていただきました。ワンシーンですが、全力で警察官を演じています！ 『バンカケ』が解決していく事件にどう関わっているか、楽しみにご覧ください」と呼び掛けている。
なお、そのほかに、笠原秀幸、渡辺佑太朗、小柳友、山下航平、樫尾篤紀、諫早幸作、河野賢治、清水伸、飯田基祐、峯村リエの出演も決定している。
