日本酒造りに励む女性蔵人がキックボクサーとしてデビューへ

宮城県大崎市の酒造会社で蔵人として日本酒造りに励む女性が、キックボクサーとしてデビューすることになりました。

ミットに向け鋭いパンチやキックを繰り出す女性。江口紗季さん(31)です。

週に5日間、仙台市宮城野区のジムに通いトレーニングに励んできた江口さん。

3月、プロデビューを果たすことになりました。

江口紗季さん「デビュー戦ということでまだどういった試合になるのか全然予想がつかないが、勢いを大事にして試合に臨み、まず1勝を上げたい」

身長146センチ体重36キロと小柄な江口さんですが、ジムの会長は何よりキックボクシングへの情熱を感じると話します。

笹羅崇裕会長「キックボクシングが好きなので、毎日真面目に来てトレーニングを黙々とやっている。人生、キックな女性です」

江口さんは普段、大崎市の酒造会社一ノ蔵の蔵人として働いています。

酒造りも体力を使い、休日は疲れて一日体を休めることもあると言います。

それでもキックボクシングと酒造りで更に上を目指したいと意気込みます。

江口紗季さん「日本酒造りでも、杜氏の指示でこういったお酒にしてほしいと言われたらそういったお酒にできるように頑張っていきたいですし、キックボクシングでも日本チャンピオンを目指して頑張っていきたいと思います」

江口さんは26日、東京でデビュー戦に挑みます。

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