『地域おこし協力隊』プロモーション動画に青木源太がナビゲーターとして出演

総務省地域自立応援課は、地域の新しい魅力を発掘したり、地域の活性化をお手伝いする『地域おこし協力隊』のプロモーション動画を、3月21日(火)に公開する。

地域おこし協力隊とは、都市部から過疎地域等の条件不利地域に住民票を異動し、地域ブランドや地場産品の開発・販売・PR等の地域おこし支援や、農林水産業への従事、住民支援などの「地域協力活動」を行いながら、その地域への定住・定着を図る取組である。
令和3年度で約6,000名の隊員が全国で活動していますが、この隊員数を令和8年度までに10,000人に増やすという目標を掲げており、この目標に向け、地域おこし協力隊等の強化を行っている。

今回、取組の一環として、『地域おこし協力隊』の活動や制度について紹介するプロモーション動画を制作した。
動画の舞台は、温泉町としても有名な佐賀県嬉野市。フリーアナウンサーの青木源太がナビゲーターとなり、実際に地域おこし協力隊制度を利用して、嬉野市に移住した方のリアルな声をお届けしている。

話を聞いた隊員の方は、「(地域おこし協力隊を)やってみたいけど不安だなという方もいると思いますが、私みたいに色んな方がサポートしてくださったりする機会もあると思うので、まずは挑戦してみるというのもいいのかなと思います」と話していた。

また、地域おこし協力隊のYouTubeでは、動画撮影時のメイキング動画や、青木へのインタビューも公開されている。
青木には、今回の撮影を終えての移住についての印象や、子供の頃に親の転勤で各地を移り住んだ際のエピソード、卒業・新生活にまつわる話を聞いている。

青木は、今回の撮影で印象に残ったことを、「古民家に実際に住んで試すことが出来るというところですね。やっぱり見るだけ、聞くだけでは分からない部分がありますよね。そこを実際に最大2週間住んでみて体験できる、判断出来るというのは非常に大きいなと思います」と話し、「移住したいけれどもなかなか踏み切れないという人にとっては、色々サポートしてくれる制度・人がいるということが分かったと思うので、それは非常に大きいのではないかなと思います」と撮影を通じて感じた移住についての印象を語ってもらった。

2020年のコロナ禍以降、感染リスクの高い都会を離れて、郊外の民家や他地域に移り住む人々が急増。リモートワークが当たり前になった昨今では、新しいライフスタイルとして移住や他拠点生活は注目を集めている。

そんな新しいライフスタイルには、青木も注目しているようで、残り僅かの30代でやっておきたいことを聞かれると、「今、二拠点生活、多拠点生活をする人が増えてきていますよね。私もそういう働き方、暮らし方は理想」と自身の働き方、暮らし方について話した。

そして最後に、移住を考えている方々に向けて、「移住と考えるととても大変なことのように思いますけれども、支えてくれる制度や、支えてくれる人がいますので、一歩背中を押してもらって一歩踏み出していただければなと思います。日本にはまだまだ自然も豊かで人も温かくて、素晴らしい地域、知らない地域というのが沢山あると思うので、その中から自分にあった地域を選んで移住の一歩を踏み出してみるのも良いんじゃないかなと思います」と締めくくった。

◆地域おこし協力隊プロモーションムービー in 佐賀県嬉野市

メイキング

https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/jichi_gyousei/c-gyousei/02gyosei08_03000066.html

<青木源太 メイキングインタビュー内容>

■今回の撮影を終えて、移住についてどう思われましたか?
移住したいけれどもなかなか踏み切れないという人も多いと思うんですよね。そういう人にとっては、色々サポートしてくれる制度・人がいるということが分かったと思うので、それは非常に大きいのではないかなと思います。

■今回の撮影で一番印象に残ったことを教えてください
古民家に実際に住んで試すことが出来るというところですね。やっぱり見るだけ、聞くだけでは分からない部分がありますよね。そこを実際に最大2週間住んでみて体験できる、判断出来るというのは非常に大きいなと思います。

■最後に移住を考えている方々に向けてメッセージをお願いします
移住と考えるととても大変なことのように思いますけれども、支えてくれる制度や、支えてくれる人がいますので、一歩背中を押してもらって一歩踏み出していただければなと思います。日本はまだまだ自分の知らない、今回は私はこの佐賀県の嬉野というところの素晴らしいところを沢山知りましたし、日本にはまだまだこういう自然も豊かで人も温かくて、素晴らしい地域、まだ知らない地域というのが沢山あると思うので、その中から自分にあった地域を選んで移住の一歩を踏み出してみるのも良いんじゃないかなと思います。

■子供の頃、親の転勤で各地を移り住んだと聞いています。その際に苦労したエピソードを教えてください。
自分の故郷(ふるさと)がどこなんだというのが、ちょっと分からなくなってしまうというのは寂しい思いですけれども、でも、移住したとしてもその地域を愛して、その地域の人と関わりを持てば、地元に愛着が生まれて胸を張ってここが故郷だと言えるんじゃないかなと思います。私自身もどこが故郷か決めかねている部分があったんですけど、やはり僕の場合は青春時代を過ごした愛知県岡崎市が自分にとって故郷なんだと、今は思える場所なので、例え移住したとしても新しい故郷が出来るんじゃないかなと思います。

■卒業シーズンですが、学生時代の卒業式で印象に残っているエピソードを教えてください。
先日久しぶりに中学時代の同窓会がありまして、その時に“自分の美容院を開きたい”と言っていた友だちが夢を叶えていたんです。彼は、卒業式でそれを皆に“俺は絶対美容師になって、自分の美容院をもつから!”っていうのをずっと宣言して有言実行で叶えていたので、カッコいいなと思いましたね。これから卒業シーズンですけれども、卒業式を迎える時にちょっと大きいことを言ってみるというのは自分を奮い立たせるのに良いんじゃないかなと思いました。

■局アナ時代にロケ撮影で失敗したことや、一番印象に残っているエピソードを教えてください。
ロケの時はピンマイクっていう小さいマイクを付けるんですね。ピンマイクを付けて移動するんですけど、移動中のロケバスの中でマイク付けていることを忘れて、先輩アナウンサーと一緒にアナウンス部の噂話をしてしまったことですね(笑)音声さんに全部聞かれてしまっていたということがありました。

■30代も残り僅かですが、30代のうちにやっておきたいことはありますか?
今、二拠点生活、多拠点生活をする人が増えてきていますよね。私もそういう働き方、暮らし方は理想なので、嬉野がその候補に入っています。自然もあって、美味しいものがあって、優しい人がいて、温泉がある。最高ですね。

■新生活シーズンということで、新たに始めたいことはありますか?
キャンプですかね。自然が豊かなところで。キャンプが今ブームだと思うので、ちょっとブームに乗り遅れている自分がいるので、キャンプを始めたいなと思っています。

<青木 源太(あおき げんた)>
1983年生まれ、愛知県出身。
慶應義塾大学卒業後、2006年にアナウンサーとして日本テレビへ入社。情報・バラエティ番組への出演を中心に、スポーツ中継の実況を担当。
2015年10月5日より『PON!』にレギュラー出演。番組終了後の2018年10月1日から、『バゲット』の初代MCを担当。2020年9月30日付で日本テレビを退社。翌10月1日からフリーアナウンサーとして「日本一のイベント司会者」を目指し活動中。
趣味は米国株投資とサラリーマン美容、筋トレ。

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