東京のソメイヨシノ、開花状況 見頃は?多摩は?この先の天気は?

東京都内には桜の名所がたくさんあります。祝日「春分の日」を前に、現在の開花状況と見頃についてまとめました。

民間の気象予報会社・ウェザーニューズに寄せられた情報とTOKYO MX「news TOKYO FLAG」スタッフが調査したものをまとめた、番組独自の情報です。
まず、4年ぶりに宴会が認められた台東区の上野公園や、東京スカイツリーと桜のコラボレーションが楽しめる墨田区の錦糸公園は、場所によっては八分咲きとなっています。また、園内におよそ160本の桜が植えられている練馬区の光が丘公園も五分咲きから八分咲きで、多くの花見客が訪れているということです。

一方、多摩地域は東京23区と比べて少し開花のペースが遅いようで、井の頭公園では五分咲き、小金井公園は三分咲きから四分咲きで、花見をするにはまだ少し寂しい状況だということです。また、よみうりランドは三分咲き、昭和記念公園もまだ二分咲き程度です。さらに、98年にわたって咲き続けてきた桜が見られるのが今年最後となる、あきる野市・JR武蔵増戸駅前にある「安兵衛桜」="増戸の桜”はライトアップが始まりましたが、桜はまだ「咲き始め」だということです。

今後、東京都内のお花見にはなかなか厳しい天気予報が出ています。お花見のタイミングとしては雨の心配の少ない3月21日「春分の日」あたりがお勧めです。この先、都内はしばらくぐずついた天気が続きそうですが気温は高めのため、桜の開花は進みそうです。多摩地域は3月最終週には見頃を迎えそうです。

今年の東京の花見は、雨の中でもいかに楽しめるか、そして"咲き具合”と"お天気”のベストマッチを探せるかがポイントとなりそうです。

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