INORAN、3月14日 Billboard Live TOKYOにて、ファンクラブ限定公演を開催! LUNA SEAの盟友・真矢と一夜限りのセッション披露!

LUNA SEAのギタリストとして、ソロ・アーティストとして、勢力的な活動を続けるINORANが、3月14日、Billboard Live TOKYOにて、自身のオフィシャル・ファンクラブ「NO NAME?」の会員限定アコースティック・ライヴを開催した。

ファンクラブの発足記念日となるこの日は、ピアノ葉山拓亮、ヴァイオリンYui、チェロ島津由美という、アコースティック・セットでのレギュラーメンバーに加え、LUNA SEAのドラマー真矢をスペシャル・ゲストに迎え、一夜限りのセッションが実現。 ファンクラブ限定公演ならではの、アットホームな雰囲気に包まれた2ステージで、昨年6月にCDアルバムとして、12月に映像作品としてリリースしたセルフ・カヴァー作『IN MY OASIS Billboard Session』収録曲から全9曲を披露した。

CD版『IN MY OASIS Billboard Session』同様、バッハの「無伴奏チェロ曲 第1番:プレリュード」のフレーズをフィーチャーした「raize」のイントロからゆったりと滑り出したステージは、2019年のBillboard Live初出演以来、定番としてきたピアノと2本の弦楽器からなるアコースティック・サウンドを基調としながらも、繊細さとダイナミズムとを併せ持った表情豊かな真矢のドラムが加わったことで、これまでの“Billboard Session”とはがらりと表情を変え、全く異なるグルーヴを感じさせるものに。 「Beautiful Now」「I swear」といった、INORANのBillboard Live公演では定番となっている楽曲も、この日ならではの躍動感が実に新鮮で、MCでは「真矢くんのビートで歌うのは気持ち良い。いつもこのビートで歌っているRYUICHIにジェラシーを感じる(笑)」と語ったINORANのヴォーカリゼイションは、より一層のびやかに、より一層エモーショナルに熱がこもっていたのも印象的だった。

発足22周年を迎えたこの日まで、共に歩んできたファンへの感謝の想いと共に届けられた、感動的なフィナーレ「Thank you」では、各メンバーのソロをフィーチャーしたエンディング・パートで、コロナ禍前のLUNA SEAのライヴを彷彿とさせる真矢のドラムソロが披露される一幕も。 ステージの背景に広がる六本木の夜景の煌めきにも負けない、そのハッピーなムードは、アニヴァーサリーを祝うに相応しく、INORANの音楽世界のまた新たな広がりをしっかりと堪能させてくれる、文字通りプレミアムな一夜となった。

そんなライヴでファンと共にアニヴァーサリーを祝ったINORANは、4月1日のBillboard Live OSAKA公演を皮切りに、Billboard Live Tour『IN MY OASIS Billboard Session 2023』をスタートさせる。 こちらは、昨年夏に行なわれたBillboard Live Tourのアンコール・ツアーとも言うべき位置づけで、ピアノ葉山拓亮、ヴァイオリンYui、チェロ島津由美に、アディショナル・ヴォーカル傳田真央を迎えてのステージになることが発表されている。 この3月14日の公演とはまた雰囲気を変え、昨夏よりもさらに進化したステージを見せてくれるであろうことは間違いない。『IN MY OASIS』シリーズの集大成とも言うべきステージを、決して見逃さないでいただきたい。(Photo by Yoshifumi Shimizu)

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