ヘンリー王子夫妻がチャールズ国王（７４）の戴冠式に出席となった場合、アーチー王子とリリベット王女がその式で何かの役割を与えられるかもしれないという。
５月６日にロンドンのウェストミンスター寺院で行われる戴冠式で正式に即位するチャールズ国王だが、当日ウィリアム皇太子夫妻の子供たち、ジョージ王子（９）、シャーロット王女（７）、ルイ王子（４）が式後のパレードに登場する見込みであることが１８日、明らかになっていた。そして、いとこの（戴冠式の日に４歳の誕生日を迎える）アーチー君とリリベットちゃん（１歳９カ月）は当初参加しないと考えられていたものの、ヘンリー王子夫妻の参列の意向によっては参加の可能性が出てきたという。
ある関係者はメール・オン・サンデー紙にこう語っている。「（当日の）計画としてふたつのバージョンが作られています。ひとつはヘンリー王子とメーガン妃を含むもので、もうひとつは含まないものです。タイミングは現段階ではすべて概算ですが、彼らは今、タイムテーブルを制作しているところです」
ウィリアム皇太子とキャサリン妃はチャールズ国王とカミラ王妃の後ろの馬車に３人の子供たちと一緒に乗ることが以前明らかにされていた。また、タイムズ紙によると、アン王女夫妻、エディンバラ公爵夫妻、グロスター公爵夫妻、ケント公爵、アレクサンドラ王女もパレードに加わる予定だという。
現在のところ、同式典の計画書にはヘンリー王子夫妻の名前が入っていないほか、アンドリュー王子やその娘であるベアトリス王女、ユージェニー王女の役割も書かれていないという。
土曜日に行われる同戴冠式の翌日にはウィンザー城でコンサートが開催され、その模様が世界中に放送される。また午後には英国全土で何千ものストリートパーティが開かれる予定で、翌日８日は祝日となっている。
戴冠式の当日、カンタベリー大司教から冠を頭に戴くことにより正式に君主となるチャールズ国王は、何千人もの人々の間を抜けてバッキンガム宮殿に向かい、バルコニーから王室のメンバーとともに手を振る予定だ。
チャールズ国王は昨年崩御した母エリザベス女王が即位した際にウェストミンスター寺院の式典に８２５１人が出席したのに比べて、小規模な戴冠式を望んでいると伝えられている。
（BANG Media International／よろず～ニュース）
