重量挙げ世界ユース、天久選手を応援 本部町の有志が横断幕を設置

 【本部】重量挙げの世界ユース選手権(25日~4月1日、アルバニア)に日本代表として出場する天久星七(ほしな)選手(14)=本部中2年=を応援しようと、本部町民の有志が3月18日、町役場前に横断幕を設置した。

 天久選手は17歳以下の男子49キロ級に出場する。今月、町民10人ほどで「天久星七君を応援する会」(比嘉清会長)を結成。町民から資金7万4千円を募り、横断幕2枚を作成した。1枚は渡久地交差点に掲げた。

 残った資金は「応援金」として、18日に横断幕の前で「応援する会」の比嘉会長(72)が天久選手に贈呈した。比嘉会長は「世界大会でも結果を出し、いずれ五輪を目指してほしい。今後、町民に応援の輪を広げたい」と語った。

 国際大会は初めてという天久選手は応援に感謝し「緊張はあるが、世界の選手と戦えるのはワクワクする。大会を楽しみ、全力を出し切りたい」と力強く語った。 (岩切美穂)

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