春分の日 宮城県各地の観光地にぎわう 水族館・遊園地・動物園 オタリアは侍ジャパンにエール

春分の日、宮城県の観光地は多くの家族連れなどでにぎわいました。

仙台うみの杜水族館では、22日のWBC決勝に向け、オタリアが侍ジャパンにエールを送りました。

野口ちひろアナウンサー「午前9時のオープンから15分ほど経ったところですが、チケット売り場には多くの家族連れなどで長い列ができています」

宮城野区の仙台うみの杜水族館は午前中から家族連れなどでにぎわい、生き物の写真を撮ったりイルカとアシカのショーを見たりして楽しんでいました。

来館者「イルカがジャンプするところだったりとかアシカが手振ったりとかすごかったです」「イルカのショーと魚とゴマフアザラシとか見ました」

そして、WBCの準決勝で日本がメキシコに勝利したことを受け、オタリアのチェンくんが22日の決勝に向け、侍ジャパンにエールを送りました。

太白区の八木山ベニーランドでは、18日に導入されたばかりのジェットコースター、ミニサイクロンが大人気でした。

ミニサイクロンは2020年に閉園した東京のとしまえんから移設し、これまで54年にわたって親しまれたジェットコースターの後継機です。

最高速度は時速32キロで、ジェットコースターの50キロより速度を落とし小さい子どもでも楽しめる設計としました。

導入後初めての祝日となった21日は、乗り場に家族連れなどが列を作っていました。 観光客「曲がる時に落ちそうでも落ちないから楽しかった」

八木山ベニーランド八木充幸園長「コースを8の字型にループするなど工夫しているので、そのあたりを楽しんでいただけるのでは」

太白区の八木山動物公園では、クロシロエリマキキツネザル2匹の一般公開が21日から始まり、多くの家族連れでにぎわいました。

クロシロエリマキキツネザルは、マダガスカル島の熱帯雨林にのみ生息する絶滅危惧種で、首周りの白く長い毛とキツネのようなとがった鼻が特徴です。

八木山動物公園での飼育と展示はこれが初めてです。

マイペースな性格のメスのクミン(12)と、好奇心旺盛なオスのトノキ(7)は繁殖のため東京と愛知の動物園から来園しました。

「新しいおサルさんが来てなんか可愛いし、いっぱい動いていていいなと思いました」「しっぽが長いのが可愛かった」

八木山動物公園では、今後時間をかけて繁殖を目指していくとしています。

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