次回W杯の開催地、アメリカのスタジアム収容人数ランキングが圧倒的すぎる!8つが「10万人超」

2026年のワールドカップに向けて始動する日本代表。

次回大会が開催されるのは、アメリカ、カナダ、メキシコの北米3ヵ国。その中でもアメリカは、スポーツ大国、そして広大な土地を存分に生かした“スタジアム大国”としても知られている。

そこで今回は、アメリカにあるスタジアムの収容人数ランキングTOP50を紹介する(※参考:日本の最多は日産スタジアムの72,327人)。

なお、収容人数の右に記載したのは主に使用しているチーム。「〇〇大学」というのはすべてアメリカンフットボールチームのことである。

50位 USバンク・スタジアム
66,655人/ミネソタ・バイキングス(NFL)

49位 ザ・ドーム・アット・アメリカズ・センター
66,965人/セントルイス

48位 ルーカス・オイル・スタジアム
67,000人/インディアナポリス・コルツ(NFL)

47位 ファーストエナジー・スタジアム
67,431人/クリーブランド・ブラウンズ(NFL)

46位 TIAAバンク・フィールド
67,814人/ジャクソンビル・ジャガーズ(NFL)

45位 フェデックスフィールド
67,617人/ワシントン・コマンダース(NFL)

44位 アクリシュア・フィールド
68,400人/ピッツバーグ・スティーラーズ(NFL)、ピッツバーグ大学

43位 リーバイス・スタジアム
68,500人/サンフランシスコ・フォーティナイナーズ(NFL)

42位 ルーメン・フィールド
68,400人/シアトル・シーホークス(NFL)、シアトル・サウンダーズ(MLS)

41位 ジレット・スタジアム
68,756人/ニューイングランド・ペイトリオッツ(NFL)、ニューイングランド・レボリューション(MLS)

USバンク・スタジアム(50位)は2016年完成の新しいスタジアム。野球場としても利用可能な多目的屋内スタジアムだ。また、2014年完成のリーバイス・スタジアム(43位)はいわゆる「スマートスタジアム」の先駆け的存在。

40位 ニッサン・スタジアム
68,798人/テネシー・タイタンズ(NFL)、テネシー州立大学

39位 リンカーン・フィナンシャル・フィールド
69,796人/フィラデルフィア・イーグルス(NFL)、テンプル大学

38位 ハスキー・スタジアム
70,083人/ワシントン大学

37位 SoFiスタジアム
70,200人/ロサンゼルス・ラムズ(NFL)、ロサンゼルス・チャージャーズ(NFL)

36位 キニック・スタジアム
70,585人/アイオワ大学

35位 メルセデス・ベンツ・スタジアム
71,000人/アトランタ・ファルコンズ(NFL)、アトランタ・ユナイテッド(MLS)

34位 M&Tバンク・スタジアム
71,008人/ボルチモア・レイブンズ(NFL)

33位 NRGスタジアム
71,500人/ヒューストン・テキサンズ(NFL)

32位 レギオン・フィールド
71,594人/アラバマ

31位 ハイマーク・スタジアム
71,608人/バッファロー・ビルズ(NFL)

2020年にロサンゼルスのハリウッドパーク競馬場跡地に5000億円以上をかけて建設された最強スタジアム、SoFI(ソーファイ)が37位!上位はいったいどうなっているのだろうか…。

30位 シーザーズ・スーパードーム
73,370人/ニューオーリンズ・セインツ(NFL)、テュレーン大学

29位 スパルタン・スタジアム
75,005人/ミシガン州立大学

28位 バンク・オブ・アメリカ・スタジアム
75,419人/カロライナ・パンサーズ(NFL)、シャーロットFC(MLS)

27位 ドナルド・W・レイノルズ・レイザーバック・スタジアム
76,000人/アーカンソー大学

26位 エンパワー・フィールド・アット・マイル・ハイ
76,125人/デンバー・ブロンコス(NFL)

25位 GEHAフィールド・アット・アローヘッド・スタジアム
76,416人/カンザスシティ・チーフス(NFL)

24位 ロサンゼルス・メモリアル・コロシアム
77,500人/南カリフォルニア大学

23位 ウィリアムズ=ブライス・スタジアム
77,559人/サウスカロライナ大学

22位 ノートルダム・スタジアム
77,662人/ノートルダム大学

21位 ドーク・キャンベル・スタジアム
79,560人/フロリダ州立大学

この中で一番有名なのはやはり1932年と1984年に開催されたロサンゼルス五輪のメイン会場、ロサンゼルス・メモリアル・コロシアム(24位)。一時はMLBのロサンゼルス・ドジャースも本拠地として間借りしていた。

こちらは2008年3月29日に行われたドジャースのロサンゼルス移転50周年記念試合の様子。世界の野球史上最多となる11万5300人の観客を動員したとのことだが、フィールドの取り方が強引すぎる。さすがアメリカ!

20位 AT&Tスタジアム
80,000人/ダラス・カウボーイズ(NFL)

19位 キャンプ・ランドール・スタジアム
80,321人/ウィスコンシン大学マディソン校

18位 ランボー・フィールド
81,435人/グリーンベイ・パッカーズ(NFL)

17位 メモリアル・スタジアム
81,500人/クレムソン大学

16位 メットライフ・スタジアム
82,500人/ニューヨーク・ジャイアンツ(NFL)、ニューヨーク・ジェッツ(NFL)

15位 トム・オズボーン・フィールド・アット・メモリアル・スタジアム
81,500人/ネブラスカ大学リンカーン校

14位 ゲイロード・ファミリー・オクラホマ・メモリアル・スタジアム
86,112人/オクラホマ大学

13位 ジョーダン=ハーレ・スタジアム
87,451人/オーバーン大学

12位 ベン・ヒル・グリフィン・スタジアム
88,548人/フロリダ大学

11位 ローズ・ボウル
90,888人/カリフォルニア大学ロサンゼルス校

1994年のアメリカワールドカップ決勝の地、ローズ・ボウルが11位。2026年ワールドカップの試合会場として、カリフォルニア州からはロサンゼルスのSoFiスタジアム(37位)とサンタクララのリーバイス・スタジアム(43位)が今のところ選定されておりローズ・ボウルは使われない予定だ。

トップ10は写真を交えながら紹介する。

10位 コットン・ボウル

92,100人/ダラス

9位 スタンフォード・スタジアム

92,746人/ジョージア大学

10位のコットン・ボウルも1994年ワールドカップの試合会場。準々決勝のオランダ対ブラジル戦(2-3)など6試合が開催された。

8位 ブライアント=デニー・スタジアム

100,077人/アラバマ大学

7位 ダレル・K・ロイヤル=テキサス・メモリアル・スタジアム

100,119人/テキサス大学オースティン校

8位からはいよいよ10万人の大台に突入。アラバマ大学はカレッジフットボールの超名門校で、歴代最多の17回全米チャンピオンに輝いている。チームの愛称は「クリムゾンタイド」。

6位 タイガー・スタジアム

102,321人/ルイジアナ州立大学

5位 ニーランド・スタジアム

102,459人/テネシー大学

4位 カイル・フィールド

102,733人/テキサスA&M大学

3位 オハイオ・スタジアム

102,780人/オハイオ州立大学

2位 ビーバー・スタジアム

106,572人/ペンシルベニア州立大学

上位はカレッジフットボールの独壇場。各スタジアムとも試合当日はチームカラー一色に染まるが、その中でも“異様”と言えるのが「ペン・ステイト」ことペンシルベニア州立大のビーバー・スタジアム(2位)。

10万人による「ホワイトアウト」は圧巻だ。

1位 ミシガン・スタジアム

107,601人/ミシガン大学

そして1位は、北米最大の“ハコ”として知られるミシガン・スタジアム。2014年8月2日のインターナショナルチャンピオンズカップ、レアル・マドリー対マンチェスター・ユナイテッド戦には国内でのサッカー史上最多の109,318人が詰めかけて大きな話題となった。

【関連記事】新国立も?陸上トラックを撤去して「サッカー専用」になったスタジアム10選

この試合では香川真司がユナイテッドの一員としてプレーし、チチャリートのゴールをアシスト。マンチェスター・ユナイテッドが3-1で勝利している。

© 株式会社ファッションニュース通信社