
沖縄気象台によると、22日未明、沖縄本島北部に発表されていた大雨や洪水警報は午前7時26分、注意報に変わった。沖縄気象台は同日夕方までは土砂災害に、昼前までは河川の増水や発達した積乱雲の下での落雷や突風に注意するよう呼びかけている。
本島北部には午前3時29分、線状降水帯による非常に激しい雨が同じ場所で降り続いているとして、命に危険が及ぶ土砂災害や洪水による災害発生の危険度が急激に高まっていると注意を呼び掛けた。
3月の1時間の降水量で、観測史上最大を記録した地点は、名護市宮里で62.0ミリ(22日午前2時47分まで)、粟国空港で61.0ミリ(21日午後9時27分まで)、東村平良で60.5ミリ(22日午前2時52分まで)だった。
21日午後6時の降り始めから22日午前7時までの降水量は、名護市宮里で161.0ミリ、東村平良で153.5ミリ、粟国空港で145.0ミリ、本部町謝花で113.5ミリ、国頭村比地で96.0ミリだった。
午前8時2分までに、各避難所は閉鎖している。
