ブレックス2度目の大賞 下野新聞KIZUNAスポーツ大賞【動画】

下野新聞KIZUNAスポーツ大賞の受賞者ら=22日午前11時35分、下野新聞社本社

 2022年に国内外の大会で活躍し、県民に勇気と感動を与えた栃木県ゆかりのアスリートを表彰する「第10回KIZUNAスポーツ大賞」(下野新聞社主催)の最終選考会が22日までに開かれ、21-22年シーズンで5季ぶり2度目のBリーグ王座に輝いた宇都宮ブレックスがスポーツ大賞に選ばれた。ブレックスの大賞受賞はBリーグ初代王者として表彰した第5回以来2度目。

 表彰式は22日、関係者が出席して下野新聞社で行われた。

 大賞に準ずるスポーツ賞は2人が受賞。車いすバスケットボールのU23世界選手権大会で優勝した男子日本代表の高松義伸(たかまつよしのぶ)選手(23)=小山市出身、キッズコーポレーション=と、柔道の世界選手権を制した男子60キロ級の高藤直寿(たかとうなおひさ)選手(29)=下野市出身、パーク24=に贈られた。

 大賞候補を団体3組、個人7人に絞り、2月に読者投票を実施。得票数を基に選考委員会で大賞を決定した。県内外から昨年を上回る7281票が集まり、ブレックスは2378票を獲得した。

 県内選手の指導や育成に尽力した指導者を顕彰するスポーツ振興功労賞には、ラグビーの第101回全国高校大会で国学院栃木を率い県勢史上最高の準優勝に導いた吉岡肇(よしおかはじめ)監督(61)を選出。将来が期待される選手、団体に贈られるスポーツホープ賞は体操の全国高校総体(インターハイ)個人総合などで頂点に立った谷田雅治(たにだまさはる)選手(18)が輝いた。

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