未来へ進む道に希望を抱きキャンパスを後に「美作大学・同短期大学部・同大学大学院卒業式 / 岡山県津山市

美作大学・同短期大学部と同大学大学院の卒業式が21日、同大体育館(岡山県津山市北園町)で行われ、計317人がこれから進む道に希望を抱き、キャンパスを後にした。
鵜﨑実学長が各科の代表者に卒業、修了証書を手渡し「食と子どもと福祉の分野で未来を展望し、課題の解決に取り組み、新しい社会を築いてほしい」と式辞。藤原修己美作学園理事長は「全国に誇れる専門職としての実績、みなさんの地域への貢献、物心両面で学生を支えてくれた地域のみなさんにありがとうを申し上げたい」と祝辞を述べた。
来賓の谷口圭三市長らのあいさつに続いて、在校生を代表し学友会の吉村真名香会長が「美作大学の伝統やアットホームな雰囲気を受け継ぎ、より発展できるよう尽力していきたい」と送辞。卒業生代表の島田二千翔さんが「専門性を生かし、世の中のために貢献していく使命を感じている。今後もさまざまなことを学び、より一層の努力をしていく」と決意を述べた。
コロナ対策のため式場には卒業生と教職員のみ参加し、保護者らは学内の別室でオンラインで視聴した。
卒業生の内訳は、大学225人(食物学科83人、児童学科87人、社会福祉学科55人)、短期大学部86人(栄養学科39人、幼児教育学科47人、専攻科5人)、大学院1人。

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