ザ・ウィークエンドがギネス認定:“統計的に世界で最も人気のあるミュージシャン”

The Weeknd – Photo: Frazer Harrison/Getty Images for Live Nation

ザ・ウィークエンド(The Weeknd)が、最近Spotifyで達成した2つの記録をもとに、ギネスワールドレコーズによって、“統計的に世界で最も人気のあるミュージシャン”に認定された。

初の月間リスナー数1億人越え

今回のギネス認定は、Spotifyにおける彼の月間リスナー数に基づくもので、今年1月、ザ・ウィークエンドは、同プラットフォームの月間リスナー数の最多記録となる9,600万人を突破し、さらにその1カ月後には、自身の記録を塗り替え、月間リスナー数1億人を達成した史上初のアーティストとなった。

2023年3月22日現在までに、その記録を1億1,192万人まで伸ばしており、8,258万人の月間リスナー数で彼に次ぐ2位のマイリー・サイラスとはおよそ2,900万人の大差をつけている。

今回のギネス認定に際し、ギネスワールドレコーズは、ザ・ウィークエンドの功績を紹介する記事の中で、「統計的に地球上で最も人気のあるミュージシャンであり、誰もそれに迫るものはいない」と評している。

その他のザ・ウィークエンド関連ニュースとしては、ザ・ウィークエンドは、今月初めに開催されたカナダ版グラミー賞ことジュノー賞でノミネート6部門のうち、最優秀アーティストをはじめ、最優秀ソングライター、最優秀シングル(「Sacrifice」)、最優秀アルバム(『Dawn FM』)、最優秀ポップ・アルバム(『Dawn FM』)の最多5部門に輝き、史上2番目に多い21度目の受賞アーティストとなった。現在の最多記録保持者はアン・マレーで、25度の受賞を果たしている。

さらに、今月3日には、彼にとって初のライヴ・アルバム『Live At SoFi Stadium』をリリース。今年2月に全米で初放送された同名のコンサート特番に付随するこのアルバムは、昨年末、ロサンゼルスのSoFiスタジアムで2日にわたって開催された2日目の公演を収録したもので、タイ・ダラー・サインがゲストで登場した「Oh Nah」など全31曲のパフォーマンスを収録している。

Written By Rhian Daly

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