セラミックやテキスタイル 多彩に 県立大3年生11人 岡山で作品展

造形作品やテキスタイルアートが並ぶ展示会

 岡山県立大(総社市窪木)のデザイン学部3年生有志によるセラミックの造形作品やテキスタイルアートの展示会「&展」が、岡山市北区柳町の山陽新聞社さん太ギャラリーで開かれている。26日まで。

 造形デザイン学科11人が約50点を出品した。シルクスクリーン技法でクラゲの群れを描いたカーテンは、異なる青系の2色を使い分けて海の淡い色調を表現。会場の床には地面から顔を出す10匹のモグラの置物が並び、それぞれ愛らしい表情やカラフルな模様があしらわれている。

 他にも、植物の化石をモチーフにしたTシャツや小物入れ、動物の形をした花瓶などがずらり。中野生海さん(21)は「作者ごとの個性の違いや発想の豊かさを楽しんでほしい」と話している。

 午前10時~午後5時(最終日は同4時まで)。会場では、染色したひもと陶製のビーズを使うストラップ作り体験(無料、各日先着5人)を随時受け付けるほか、26日午後2時からは作品を解説するギャラリートークもある。

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