まとめ買いしたイチゴ大福で食中毒 13人が下痢や嘔吐 ノロ検出、営業停止へ

 京都府は22日、京都府南丹市八木町の菓子製造業「森彦菓舗」が作ったイチゴ大福を17日に食べた同市などの6~59歳の男女13人が下痢や嘔吐(おうと)、発熱の症状を訴え、うち2人と調理従事者2人からノロウイルスを検出したと発表した。

 府は食中毒と断定し、同社を23日まで2日間の営業停止処分にした。全員軽症という。

 府南丹保健所によると、イチゴ大福は市内の企業の従業員らが17日にまとめ買いし、従業員や家族が職場や自宅で食べた。18日午前2時ごろから症状が出始めたという。府内で今年起きたノロウイルスによる食中毒は4件となり、同保健所は注意を呼びかけている。

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