【動画】「栄養治療食ってどんな味?」子どもが好きな”あの味”が、栄養失調の治療に不可欠

干ばつや大雨による食料不足、紛争や暴力、貧困、食料価格の高騰……。さまざまな要因が絡み合い、多くの地で栄養危機が起こっている。最も影響を受けるのが、幼い子どもたちだ。いま世界では、4500万人の5歳未満児が、命を落とす危険性が高い栄養失調(消耗症)に陥っていると推定されている(※)。
国境なき医師団は、各地で栄養失調の子どもたちの支援に取り組んでいる。治療に欠かせないのが、水やガス、電気がなくてもすぐ食べられる栄養治療食、「RUTF」(Ready to Use Therapeutic Food)だ。ピーナツペーストと、ビタミン、ミネラルなど成長に必要な栄養素でできており、1パックで500キロカロリーのエネルギーを摂取することができる。
ナイジェリアで栄養失調の子どもたちの治療に携わるスタッフが、この栄養治療食を紹介する。

【特集】栄養失調の子どもたちを守る

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