Wリーグの個人成績が確定、白崎が初の得点王、高校生ウチェがいきなりリバウンド王に

Wリーグのスタッツ・リーダーズが確定

Wリーグ は3月19日、「第24回レギュラーシーズンレギュラーシーズン」最終戦を消化し、個人成績も確定した。白崎みなみ(姫路)が初の得点王となったほか、京都精華学園高で夏冬2冠に貢献したイゾジェ ウチェ(シャンソン)がいきなりリバウンド王を奪取。4選手が初の部門リーダーになった。

今季の得点王となったのは白崎。今季より参入した姫路を引っ張って平均23.15得点をマークし、2位の渡嘉敷来夢(ENEOS)に2.83点差を付けて1位となった。

シーズン途中での取材では「率直に(平均得点)1位はうれしいです。でも、チーム事情というか、全ての試合をスタートで出てほぼ35分以上出場している状況です。点を取るのは当たり前ですが、そういった中でアジャストされてもシュートを果敢に攻め切れているのは良いと思います」とコメントしていた白崎。姫路は4勝22敗と苦しい参入1年目を過ごしたものの、白崎の得点王という一つの勲章を得ることになった。

そしてウインターカップで日本一に輝いてわずか11日後にWリーグデビューを果たしたウチェが、平均リバウンド12.29本をマークしていきなり1位に。得点でも平均15.43点をマークしており、アベレージのダブルダブル達成を達成したほか、平均ブロック数でも2位(1.86本)と素晴らしい数字をマークしている。

そのほか、平均アシスト数では渡邉亜弥(三菱電機)が7.67本をマークして初の1位に、3ポイントシュート成功率では酒井彩等(アイシン)が44.83%(26/58)でこちらも初の1位と4選手が初の個人成績1位となった。

また、渡嘉敷はフィールドゴール成功率(70.21%、165/235)を記録して2年連続10度目の1位、平均ブロック数で2.05本を記録して3年ぶり10度目の1位と2部門でリーダーとなっている。

以下が、各部門1位選手と数値である。


「第24回Wリーグレギュラーシーズンレギュラーシーズン」各部門1位

■平均得点

白崎みなみ(姫路#6・初) 23.15

■フィールドゴール成功率

渡嘉敷来夢(ENEOS#10・2年連続10度目) 70.21

■3ポイントシュート成功率

酒井彩等(アイシン#55・初) 44.83%

■フリースロー成功率

赤穂さくら(デンソー#12)90.7%

■平均アシスト数

渡邉 亜弥(三菱電機#45・初) 7.67

■平均リバウンド数

イゾジェ ウチェ(シャンソン#4・初) 12.29

■平均スティール数

川井麻衣(トヨタ自動車#4・2年ぶり2度目) 2.46

■ブロックショット数

渡嘉敷来夢(ENEOS#10・3年ぶり10度目) 2.05

*※リーグ規定数:\[得点\]260得点以上(平均10\.0)、\[アシスト\]52アシスト以上(平均2\.0)、\[リバウンド\]130リバウンド以上(平均5\.0)、\[スティール\]39スティール以上(平均1\.5)、\[ブロックショット\]13ブロック以上(平均0\.5)、\[フィールドゴール成功率\]成功数が104以上(平均4\.0)、\[3ポイントシュート成功率\]成功数が26本以上(平均1\.0)、\[フリースロー成功率\]成功数が39本以上(平均1\.5)*

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