大磯町で下水道使用料賦課もれ 5年間で991万円 新築建物のデータ入力にミス

大磯町役場

 神奈川県大磯町は22日、2018~22年度の下水道使用料の賦課漏れがあったと発表した。新築建物のデータ入力にミスがあり、賦課漏れは5年間で140件、計約991万円に上る。

 町によると、1件で最大約30万円の賦課漏れがあった。下水道使用料は県企業庁の水道料金と合わせ、上下水道料金一括徴収システムで賦課を行っているが、新築建物の一部で必要なデータ入力を行わなかったことが原因とされる。

 同システムは03年度から導入されているが、18年度に担当者が代わり、事務引き継ぎなどがうまく行われなかったという。町は今後、対象者を訪問して謝罪するとともに納入通知書などを手渡す方針。

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