横浜港本牧ふ頭(横浜市中区)に、国内では唯一となる北米東岸航路が就航した。フランスの船会社・CMA CGMが運航する「APL Qingdao(チンタオ)」(全長約354メートル、幅約46メートル)が21日、同ふ頭D4コンテナターミナルに初入港した。
国土交通省関東地方整備局、横浜市港湾局、横浜川崎国際港湾が22日、発表した。3者は横浜港の国際コンテナ戦略港湾の競争力を強化するため、基幹航路の維持・拡大を進めている。
2年ほど前までは別の船会社による同様の航路があったが、撤退。今回の北米東岸向け直航サービスとなる航路の復活で、「円滑な物流の確保につながる」という。
チンタオは20フィート(約6メートル)コンテナ換算で、約1万個を積載可能。