海自練習艦「かしま」「はたかぜ」 佐世保に寄港 23日まで

佐世保に寄港し、歓迎される乗組員=佐世保市、倉島岸壁

 海上自衛隊練習艦隊の2隻が21日、佐世保に寄港した。航海訓練の一環で、約2カ月間、日本近海で訓練が続く。
 寄港したのは練習艦「かしま」「はたかぜ」の2隻。幹部候補生学校を卒業したばかりの166人らが乗り込み、艦内で生活しながら操艦技術などの基礎の習得に励んでいる。11日に広島県の江田島を出港していた。
 長崎県佐世保市干尽町の倉島岸壁で歓迎行事があり、朝長則男市長はあいさつで「日本の平和を守る皆さんへの期待は大きい。厳しい訓練が続くと思うが、成長してほしい」と激励した。
 23日に佐世保を出港。那覇や舞鶴などを巡った後、約5カ月間の遠洋練習訓練に出発する。


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