長濱ねるさん「さらに長崎が好きに」 西九州新幹線・広報大使続投 高い発信力に期待

長濱ねるさん((c)Seed&Flower LLC)

 西九州新幹線県広報大使を務める長崎県出身タレント、長濱ねるさんが新年度も引き続き、広報大使として全国に魅力をアピールする。任期は今月末までだったが、県は「幅広い層に情報を届け、誘客につなげてもらった」と高い発信力に期待し続投を決めた。
 長濱さんは2021年10月に就任。県内外の関連イベントや交流サイト(SNS)などを通じてPRしている。昨年9月の開業日にはJR長崎駅の「1日駅長」を務めた。
 長崎新聞の取材に対し、長濱さんは、県都の「100年に1度の変革期」に立ち会えていることを喜び、「長崎ならではのいろいろな文化が混じり合った多様な伝統を大切に残しつつ、その中で『新しいことをしよう!』という熱い思いが融合し、これまでとは違う長崎の魅力が生まれているように感じます。私自身この活動を通して、さらに長崎が好きになりました。帰ってくるたびに発見があり、街探索もより楽しくなりました」とコメント。
 新年度は観光客の増加に期待する一方で「長崎に住む人がこの場所に残りたいと思うような活気あふれる街になっていくのではないか、と感じています。微力ながら、そのお役に立てるよう、引き続き精いっぱい取り組んでいきます」と意気込みを寄せた。


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