白バイ・拳銃・逮捕術など 警察官79人を強化指定選手に 警察力向上や技術継承目指す

広島県警は、警察官として必要な技術の向上を目指し、白バイや逮捕術などの大会に出場する79人の警察官を強化指定選手に選びました。

広島県警 森元良幸 本部長
「犯罪に毅然と立ち向かい、県民が信頼を託すに相応しい力強い警察官を示すためには、警察官の現場執行力の向上が必要不可欠」

県警の強化指定選手に選ばれたのは、機動隊や交通機動隊などに所属する警察官あわせて79人です。

白バイ(6人)、拳銃(15人)、逮捕術(17人)、柔道(18人)、剣道(23人)の5つの種目が対象です。

選ばれた警察官は、5月に開かれるG7広島サミットの警備にあたったあと、訓練期間を経て、秋以降に開かれる種目ごとの大会で全国の警察官と技を競います。

広島県警 警備部機動隊(逮捕術) 掛満哉 巡査
「G7広島サミットという大規模な警備がありますので、訓練の時間も限られると思いますが、しっかり常に高い意識で訓練に取り組んでいきます」

強化指定選手は、ほかの警察官への指導など、技術の継承に携わることも期待されています。

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