【日本女子代表】2011年W杯優勝時、影山優佳さん「私は小学3年生でサッカーをやっていて…」なでしこジャパンへの想いを語る。女子W杯へ新ユニフォーム発表

佐々木則夫委員長が感じる2011年と似た良い傾向とは――。

アディダス『サッカー日本女子代表2023ユニフォーム』発表会が3月23日に国立競技場で行われ、7月に開幕するオーストラリア・ニュージーランド共催の女子ワールドカップ(W杯)で着用する、なでしこジャパンのアウェー用(セカンド)のユニフォームがお披露目された。

この新ユニフォームは「再び世界一へ」という決意を込め、SUNRISE(サンライズ)をコンセプトに幻想的な朝の空模様をグラデーションとして表現。かわいらしさの中になでしこらしい凛としてスタイルに仕上がっている。

この発表会のトークショーの中で、先日のアメリカ遠征でのシービリーブスカップが話題に。日本はカナダに3-0の勝利を収めたが、ブラジル、アメリカに0-1で敗れた。ただ敗れた試合も日本が主導権を握って攻め込む時間が長く、特にアメリカ戦はシュート数15本対5本と大きく上回った。

植木は「結果として2敗してしまった悔しさは残りました。そのなかでもやれることが増えた感覚はチームとしてすごくあり、ワールドカップに向けて、そこで出た課題を克服し、通用するところを伸ばしていきたいです」と語った。

すると2011年で日本を優勝に導いた指揮官であるJFAの佐々木則夫女子委員長は「2011年のワールドカップに向かう段階で、徐々に『自分たちはできるんじゃないか』という心が成長しながら優勝できました。自分たちができるという心が芽生え、伸びてきている。ぜひ期待してほしいです」と、当時と似た傾向と雰囲気を挙げて頷いた。

そしてMCを務めた日向坂46の影山優佳さんは、2011年当時まだ小学3年生であったと振り返り、次のように今大会へ期待を込めた。

「2011年は小学校3年生でサッカーをやっていて、なでしこジャパンの活躍を見て、こうなりたい! と思いました。なでしこジャパンの皆さんの活躍が、子供たち、日本中の皆さんの勇気や笑顔、感動を与えてくれる。そんな光景が広がってくれたらいいなと、今年のW杯とても楽しみにしています!」

気運を高める“NADESHIKO”らしいユニフォームとともに、12年ぶりの女王の座へ――なでしこが世界へ挑む。

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