「世界一」の友人から刺激 浦和の守護神・西川、WBC制した源田を祝福 負傷後のLINEに返信「気合で頑張る」

清水戦に向けて練習をする西川(左)=22日午後、大原サッカー場

 26日にルヴァン・カップ清水戦(15時・浦和駒場)を迎える浦和の選手たちも、野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)決勝を戦う侍ジャパンを応援した。中でもGK西川は、友人関係にある埼玉西武の源田の活躍を喜んだ。

 西川と源田は同じ大分県出身。数年前に対談したのをきっかけに意気投合し親交を深めた。「源ちゃんが守備に入ると堅いなと。同じ守備の人間としてそういう目線で見てしまう」。競技は違うが、守護神と呼ばれる選手同士、感覚を共有しているという。

 WBCの試合はテレビで見守り声援を送った。10日の韓国戦で右手小指を負傷した源田を心配し「源ちゃん、けがして大丈夫」とLINE(ライン)でメッセージを送り、「気合で頑張ります」と返事がきたことを明かした。

 優勝後は連絡を取っていないというが「落ち着いたら、祝勝会じゃないけど、ご飯行こうねと送ろうかな」。世界一になった友人に刺激を受け「サッカー人気が負けないよう、Jリーグで面白い試合を見せたい」と意気込んだ。

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