全国大会での健闘誓う みなべ、神島高少林寺拳法の4人

小谷芳正町長(右)に全国大会出場を報告する神島高校少林寺拳法部の部員ら=和歌山県みなべ町芝で

 全国高校少林寺拳法大会に出場する神島高校少林寺拳法部の和歌山県みなべ町在住の部員4人が20日、同町芝の町役場を訪れ、小谷芳正町長に大会での健闘を誓った。

 4人は2年生の小田ありすさんと尾原玲菜さん、1年生の平野悠伸君と玉段椋大君。昨年12月に奈良県であった近畿高校少林寺拳法大会の団体演武や組演武で、優勝や準優勝している。全国大会は24~26日に香川県善通寺市で開かれる。4人とも団体のメンバーで、小田さんと尾原さんは自由組演武、玉段君は規定単独演武にも出場する予定。

 4人は顧問の木本一郎教諭やコーチの小西悠介さん、尾原さんと平野君が小学生の頃に所属していた少林寺拳法南部スポーツ少年団支部の三前雅信支部長と共に訪れた。

 木本教諭が近畿大会の結果を説明し「高校から始める部員もいる中で、予想以上の結果を出してくれ、驚いている。全国には強豪校があるが、張り合ってくれている」と語った。

 主将でもある小田さんは「活躍できるように頑張りたい」、尾原さんは「優勝を目指す」と意欲を見せた。平野君や玉段君も「いい結果を残せるよう頑張りたい」などと語った。

 小谷町長は「体調に気を付けて、悔いのないように頑張ってきてください」と激励した。

© 株式会社紀伊民報