米女子ツアー最終予選会が144ホールから108ホールに変更へ

ともにQシリーズを突破して米ツアー出場権を得た2人(撮影/石井操)

米国女子ツアー(LPGA)は21日、翌シーズンの出場権をかけて行われる最終予選会(Qシリーズ)のフォーマットを8ラウンド144ホールから6ラウンド108ホールに変更すると発表した。2017年までは5ラウンド90ホールで行われていた。

LPGAは変更の理由について「選手からのフィードバックと過去のQシリーズの結果を踏まえ、LPGAツアーのステータスを競う選手たちに6ラウンドが適切な指標となり、チャレンジングなテストであると判断しました」と説明した。

144ホール形式では1週目と2週目で異なる会場を使用したが、11月30日から6日間の日程で行われる今年のQシリーズはアラバマ州マグノリアグローブのみで実施。フォールズコースとクロッシングズコースを回り、4ラウンド終了後に予選カットを行う。

Qシリーズにはレギュラーツアーのポイントランキング101~150位(シード喪失者)、下部エプソンツアーのランク11~35位、2次予選会(ステージ2)の上位通過者が出場。世界ランク75位以内の選手、欧州女子ツアーの年間ポイントレースで10位までに入った選手もエントリーできる。

20位タイまでにレギュラーツアーで多くの出場機会を得る「カテゴリー14」の資格を付与。45位タイまでの選手にはさらに限定されたレギュラーツアー出場権と下部ツアーに出られる資格を与える。

一昨年は古江彩佳が単独7位、渋野日向子が20位タイ、昨年は勝みなみが5位、西村優菜が24位に入ってそれぞれ主戦場を米国に移した。

© 株式会社ゴルフダイジェスト・オンライン