本年度運動方針など決定「第22回県酪農政治連盟美作支部大会開催」/ 岡山県津山市

第22回県酪農政治連盟美作支部大会が22日、川崎のおかやま酪農業協同組合(岡山県津山市)で開かれ、本年度の運動方針などを決めた。
コロナ禍を考慮して規模を縮小し、役員や委員ら23人が出席。
小村雅紀委員長が「業界の窮状は承知の通りだが、乳価交渉によって酪農を次の世代につなげ、国の食料安全保障にもつなげるため、理解、協力してもらえるよう活動していこう」とあいさつした。
来賓の祝辞に続いて議事に移り、運動方針の重点では▽飼料高騰に対する有効な支援▽酪農家戸数の減少に歯止めをかけるための中小規模農家に対する有効な支援▽酪農家を傷病時などに支援するヘルパーの担い手育成につながる支援―など、県への要望事項を承認。
「酪農危機に対する支援対策を確保しよう」「酪農意欲・担い手意欲を促すが乳価を確保しよう」―など5項の大会スローガンを採択した。

© 津山朝日新聞社