アロンソとアストンマーティンF1は2年契約と明かすガールフレンド「最後になる可能性が高い」と引退も示唆

 フェルナンド・アロンソとアストンマーティンF1との契約は2年間であり、それが満了すれば引退する可能性があることをアロンソのガールフレンドが明らかにした。 

 2022年に複数年契約を求めてアストンマーティンへの移籍を決めたアロンソは、移籍後初戦となる2023年F1第1戦バーレーンGPで3位表彰台に上がり、第2戦サウジアラビアGPでも連続で3位表彰台を獲得し、チームからの期待に見事に応えてみせた。

 この結果は歴代最多出走記録を更新し続ける今も、アロンソが一線級の実力を持っていることを証明するものではあるが、アロンソはこのアストンマーティンとの契約が満了すればF1から退くことを考えているようだ。

 彼のガールフレンドであるアンドレア・シュラガーは、オーストリアの『Servus TV』において「彼(アロンソ)はいま2年契約を結んでいて、おそらくそれが最後になる可能性が高い」と語った。同時にこの発言から、これまで複数年とのみ発表されていたアロンソの契約期間が2年であることも明らかになった。

 彼女の言うとおり、アロンソが実際に2024年シーズンをもってF1を離れるかは不明だが、現在41歳の彼がキャリアの最終盤にさしかかっていることは間違いない。ただし、仮にアロンソが引退を考えているとしても、そのモチベーションは決して衰えていないようだ。

 自身もスポーツジャーナリストとしてServus TVのF1放送にも携わるシュラガーは、アロンソが当初からアストンマーティンに期待を寄せていたことを明らかにし、冬のオフ期間にもストイックにトレーニングに励んでいたと語った。

「最初の時点から、彼は決してアストンマーティンに失望するようなことはなかった」

「冬のあいだはずっとジムに通い、テニスやスキーをすることに費やしていた。彼が全開で取り組む姿は本当に印象的だった」

2023年F1第2戦サウジアラビアGP フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)

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