メダカの学校? いえ無人販売所 矢掛の国道沿いに地元養殖業者

矢掛本陣目高の無人販売所に並ぶ商品のメダカ

 メダカ養殖の「矢掛本陣目高」(岡山県矢掛町江良)は、国道486号沿いにある同町東三成の所有地に無人販売所をオープンした。

 約300平方メートルの敷地に長さ9メートルあるウイング車の荷台部分を設置、種類ごとに4~10匹ほど入った容器約60個を並べている。ポピュラーな「幹之(みゆき)」から、「オロチヒレ長」など珍しいものまで50品種以上をそろえる。千、2千、3千円の3タイプ。

 これまでネットや倉敷市の農産品販売所で売っていたが、販路拡大を目指し幹線道沿いに出店した。人件費を抑えるため無人とし、防犯カメラをオンラインで事務所とつないだ。平井猛代表は「いろんなメダカを見るだけでも楽しい。ゆっくり選んで」と話している。

 営業時間は金、土、日曜、祝日の午前11時~午後5時。飼育用の餌などもある。問い合わせは矢掛本陣目高(090―3742―6797)。

矢掛本陣目高の無人販売所

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