【センバツ】慶応主将「夏は日本一を」 甲子園での熱戦を報告

阿久沢校長(手前)に選抜大会での戦いぶりを報告する慶応の主将大村=23日午前、横浜市港北区

 第95回選抜高校野球大会に出場した慶応が23日、横浜市港北区の同校で、阿久沢武史校長(58)に甲子園での戦いぶりを報告した。

 報告会には、森林貴彦監督(49)らスタッフと、2、3年生の部員70人が出席。主将の大村昊澄(3年)は「慶応の大応援はすごく、またこの舞台に戻ってきたいと思った。悔しい思いを忘れず、夏は日本一を取りたい」、森林監督は「最高の経験をさせてもらった。また夏の甲子園に戻り、皆さんと勝利の塾歌を響かせたい」と誓った。

 同校アメリカンフットボール部の前部長でもある阿久沢校長は、選手たちにハドル(円陣)を組ませ、「無失策は素晴らしく、明るく楽しく笑顔で最後まで立ち向かった」とたたえた。

 慶応は初戦の2回戦で、昨夏の全国選手権大会で初優勝した仙台育英(宮城)に1―2と惜敗。22日に帰浜し、4月8日開幕の春季県大会に向け、再スタートを切った。

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