新型コロナ、初の「レベル1」に引き下げ/岡山県が対策会議で決定/5類移行に伴う対応も協議【岡山】

岡山県は、新型コロナウイルスの病床使用率が改善していることなどから3月23日、県内の感染状況を示すレベルを最も低いレベル1に引き下げました。レベル1としたのは、現在のレベル運用が始まった2022年11月以降、初めてです。
この日開かれた岡山県の新型コロナ対策本部会議で決まりました。
県は、新型コロナの5類移行に伴う対応も協議。5類となる5月8日からは、毎日行っている感染者数の発表をやめ、週に1回、あらかじめ指定した医療機関から患者数の報告を集める定点把握に変更します。
また検査や診療は幅広い医療機関で対応できるよう、準備を進める方針を決めました。
県の無料検査や宿泊療養施設の運用は終了しますが、ワクチンの無料接種は来年3月末まで継続。受診や体調急変に関する電話相談体制や高齢者施設で働く人の集中検査も継続します。

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