契約フリー吉本ひかるのVギアを中古でCheck 2年前の「ミズノプロ 225」は今いくら?

カーボンフェース初代の「ステルス プラス ドライバー」で初勝利!(撮影/奥田泰也)

明治安田生命レディスでレギュラーツアー初優勝を果たした吉本ひかる。1998年度生まれの「黄金世代」は、昨年からクラブ契約をフリーにして戦っている。勝利をつかんだ14本のクラブセッティングを中古目線でチェックしてみよう。

ウッドは全てテーラーメイド。1Wはステルスの初代「ステルス プラス」(2022年)の10.5度を使用。優勝した試合でも高いフェアウェイキープ率をマークしていた。低スピン弾道で操作性が良いモデルで、同時期に発売された「ステルス」「ステルス HD」と比べると販売店限定モデルのため在庫は少なめだが、3万円台後半から見つかる。装着するシャフトは、市販されていないフジクラの「スピーダー TR 弐」。

フェアウェイウッドは「ステルス」(3番15度、5番18度、7番21度)(2022年)。ヘッドが大きめでミスヒットに強く、中古では1万円台後半から見つけることができる。ユーティリティも同じく「ステルス」(4番22度、5番25度)(2022年)を使用中。人気があるモデルで品薄気味だが、見つかれば1万円台半ばからが相場。

アイアンはミズノの「ミズノプロ 225」(2021年)(6番~PW)を愛用している。マッスルバックのような見た目のヘッドは、中空構造でフェースの弾きが良く飛距離性能も高い。6本セットで9万円前後からが相場だ。ウェッジは、ソール幅が広く安心感がある「ミズノプロ S18 BLUE」(50、58度)(2017年)。中古では、8000円前後で見つかる。パターはオーソドックスなピン型のオデッセイ「オー・ワークス ブラック #1」(2018年)を使用。中古ではレアだが、1万円前後で見つかるはず。

ドライバー以外のクラブは、見た目は“アスリート寄り”だがミスに強いモデルばかり。アマチュアゴルファーも無理なく使いこなせる、ぜひ参考にしてもらいたいセッティングだ。

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