お花見にも!昔話に出てくるおにぎりみたいに包める天然包材「信州経木<きょうぎ> Shiki Middle」

薄く削って乾燥させた木で食材を包む天然の包材「経木(きょうぎ)」。その調湿性と抗菌性から、日本では昔から食材の梱包などに使われてきました。経木は見た目も可愛くて、お花見のお弁当にもぴったり。今回はアコメヤ トウキョウの販売している経木「信州経木 Shiki Middle」を使っておにぎりを包んでみます。吸湿性を活かしたほかの使い方にもチャレンジ!

経木とは?

経木(きょうぎ)は木を薄く削って乾燥させて作った日本の伝統的な梱包材。適度な湿度を保つ調湿性や、抗菌性に優れているとして昔から食材の梱包などに使われてきました。腐敗を抑制したり食材の鮮度を保つ効果があるので、傷みが気になるお弁当にも最適です。

木の香りに癒される「信州経木 Shiki Middle」

今回使用するのは「信州経木 Shiki Middle」。半透明のシンプルなパッケージがおしゃれです。

パッケージを開けるとほのかな木の香り。

中には信州伊那谷産のアカマツで作られた経木が30枚と、木曽桧から作られた紐が15本入っていました。1,100円で30枚入りなので、1枚あたり約37円。

経木は縦約42cm、横約12cm。かなり長さがあります。木目が入っていて綺麗!

曲げてみると紙のように曲がります。

紐はしっかりとした強度があります。

まな板の上に敷いて使う

お肉やお魚を切るとき、まな板の上に経木を敷くと余分な水分を吸ってくれるんです。

これならまな板にドリップがつくこともありません。油や水分を吸ってくれるので、揚げ物や焼き魚の下に敷いても◎!

保存にも使える!

通気性があり、抗菌効果も期待できるのでお肉やお魚の保存にも。

冷蔵はもちろん、冷凍もOKです。アコメヤ トウキョウの公式サイトには、蒸し物やお落とし蓋、プレゼントのラッピングなど、ほかにもいろいろな使い方が紹介されています。気になる方はチェックしてみてくださいね。

>>>経木の使い方はこちら

おにぎりを包んでみる

ちょうど桜の時期なので、お花見用のおにぎりを経木で包んでみます。おにぎりを包む際は、ご飯がくっつきにくくなるように経木を少し濡らして水気を拭いてから使用します。

左奥:サクサクふりかけ(かつお)/真ん中:黒豚チャーシュー魔法の肉かけ/右奥:島根県飯南町産 コシヒカリ

アコメヤ トウキョウでは現在、季節の特集として「おにぎり道」フェアを開催中。おにぎりがよりおいしくなるブレンド米やバリエーション豊富なおにぎりの具、おにぎりを作る道具やおむすび専用篭までそろっています。

今回は「島根県飯南町産 コシヒカリ」と「サクサクふりかけ(かつお)」、「黒豚チャーシュー魔法の肉かけ」とゆかりと梅干し、海苔を使っておにぎりを作ってみました。

令和4年度 特別栽培米 出雲國ご奉納 島根県飯南町産 コシヒカリ 真空2合パック

700円(税込)

https://www.akomeya.jp/shop/g/g4957750754690/

黒豚チャーシュー魔法の肉かけ

1,296円(税込)

https://www.akomeya.jp/shop/g/g4548989001947/

サクサクふりかけ(かつお)

670円(税込)

https://www.akomeya.jp/shop/g/g4977930004407/

おにぎり道

開催期間:2月24日(金)~4月6日(木)

https://www.akomeya.jp/shop/e/eonigiri/

経木を十字に置きおにぎりを並べます。

横に置いた経木でおにぎりを包みます。経木は縦の方向に裂けやすいので注意してくださいね!

さらに縦に置いた経木で包んで、紐で縛ったらできあがりです。なんだか昔話に出てきそうで可愛い〜!

おにぎりを持っていざお花見!

おにぎりを持って、桜が満開の公園へ。開いてみると、お米も経木にくっつかず、形も綺麗なまま。

包んでから30分ほど経ちますが、海苔はしっとりしているもののベチャベチャにはなっていません。調湿効果がある経木で包んでいるので、おひつに入れているようなお米が楽しめます。木の香りも手伝って、なんだか一段とおいしく感じるかも。

これからの行楽シーズン、見た目にも可愛くて保存効果も抜群な経木に注目です!

信州経木 Shiki Middle

30枚(ヒノキ紐15本付)1,100円(税込)

https://www.akomeya.jp/shop/g/g4570113385036/

[All photos by Mayumi.W]

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