鳥取県知事選第一声 単語出現頻度などから特徴捉える テキストマイニング

 23日に告示を迎えた鳥取県知事選。立候補した2人の第一声を、単語の出現頻度などから特徴を捉える「ユーザーローカルAIテキストマイニング」による分析という手法で分析した。

 福住氏は自身が暮らす米子市が原発に近いこと、敵基地反撃能力により、航空自衛隊美保基地も攻撃の対象になりうることなどを訴え、平和の大切さを説いた。地域経済の再建では物価高騰の影響を受ける中小企業対策、農林水産業対策に重点を置いた。

 平井氏は新型コロナウイルス感染症対応の実績を強調。自身が掲げる鳥取「さいこう」チャレンジの再興、最高、「さあ、行こう」の三つの柱を説明した。22日のWBCでMVPを獲得した侍ジャパンの大谷翔平選手の話を引き合いに出すなど、時事話題も交えた。

 両氏に共通して多かった言葉は「子育て」「農業」「県民」だった。

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