津山さくらまつり 25日開幕 出店や花火 ウエストランド登場も

 「津山さくらまつり」(津山市観光協会などでつくる実行委主催)が25日、同市山下の鶴山公園(国史跡・津山城跡)を主会場に開幕する。今年は新型コロナウイルス対策を緩和し食べ歩きや宴会、密集地以外でのマスクなしを容認。4月9日までお笑いステージ、ご当地グルメの出店、打ち上げ花火など多彩な催しを繰り広げる。

 初日は午前10時15分からオープニングセレモニー。25、26日と4月1、2日は午前10時~午後4時に4年ぶりに鶴山館前でお茶席(1日200人限定)が設けられる。花火は同1、8日午後8時から約100発を打ち上げる。

 同8日はつるまる広場ステージにM―1グランプリ優勝の市出身お笑いコンビ「ウエストランド」が登場。津山城鉄砲隊(3月26日)、田町奴保存会(4月2日)も出演する。飲食は期間中、津山ホルモンうどん、そずり鍋、干し肉の出店が並び、土日曜は日生カキオコ、今治焼豚玉子飯の販売などもある。

 コロナ対策は、園内での食べ歩きや宴会を解禁。マスクはステージ周辺など人が密集する場所での着用協力を呼びかけるにとどめる。テントや七輪の貸し出し中止、バーベキュー禁止は継続する。

 桜はソメイヨシノを中心に約千本が植えられ、県内で唯一「日本さくら名所百選」に選ばれている。今年は市観光協会が22日に開花を宣言し、今月末の満開を予想している。

 開園は午前7時半~午後10時。入園料は高校生以上310円、中学生以下無料。31日~4月2日は津山文化センターと本丸を結ぶタクシー(午前10時~午後3時)を運行する。入園料込みで往復600円。問い合わせは実行委(0868―22―3310)。

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