初日の平均飛距離は298yd 初陣の勝みなみ「80点」発進

ルーキーとしての米ツアー初ラウンドを4アンダーで発進した(撮影/田辺安啓(JJ))

◇米国女子◇LPGAドライブオン選手権 初日(23日)◇スーパースティションマウンテンGC(アリゾナ州)◇6526yd(パー72)

米ツアールーキーの勝みなみは初ラウンドを6バーディ、2ボギーの「68」でプレー。「緊張しなかった」と4アンダー16位で発進した。今大会から数試合キャディを務めるジェイ・デービットさんの助けもあって「テンポ良くラウンドできた」とし、「スコアには満足しているけど、まだまだ上を目指せた」と力強く語った。

飛距離は武器になっている(撮影/田辺安啓(JJ))

午前組で出た前半、2番(パー5)でピン手前3m弱につけてバーディを先行させ、4番(パー3)で手前5mを沈めた。6番で3パットボギーを喫したが、8番(パー3)、9番と連続バーディを決めて伸ばした。

後半は12番で右へのミスショットが出たが、その後は「ズーンと来ていたけど、とりあえず振っていこう」と切り替え、この日のドライビングディスタンスは298ydをマークした。最終18番(パー5/461yd)ではピンまで215yd残った2打目に5番アイアンを握った。グリーン左手前のバンカーに入れたが、58度でピンに絡めてバーディで締めた。

米国人キャディを起用(撮影/田辺安啓(JJ))

「きょうは飛距離も結果につながって、80点くらいかな。パットもいい感じに打てて結構満足しているけど、ミスショットもあった。あしたも一つでも多く伸ばせるようにしたい」と意気込んだ。(アリゾナ州ゴールドキャニオン/石井操)

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