春の風物詩 縮景園 ソテツのコモ外し 広島市

中区の縮景園では寒さに弱い植物「ソテツ」を守っていたコモが外され、春本番を迎える準備が整いました。

ソテツは南部で育つ植物で寒さに弱いため、縮景園では毎年11月の立冬の日にコモを巻いて守っています。

24日は造園業者の作業員4人が園内のソテツ約40本に巻かれたコモを手際よく外していきました。

樹齢100年以上といわれるソテツも無事に冬を乗り切り、5か月ぶりに青々とした葉をのぞかせました。

訪れた人「しばらくぶりに新鮮な春だなぁと思って楽しんでます」

開花が発表されたソメイヨシノの標本木はまだ3分咲きですが、早咲きの桜は満開となっています。

縮景園では24日夜から特別に夜桜のライトアップも始まります。

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