食卓には欠かせない「アジ」のおもしろ豆知識|地球派宣言

月に一度さかなのおにいさんこと川田一輝(かわた・かずき)さんが魚の生態について解説するコーナー。

今回は食卓には欠かせないアジについて教えてもらいます。

宮島水族館のタチウオ

それを教えてもらったのは、かわいいアシカショーなどを行う宮島水族館です。

宮島水族館のアシカショー

アジといっても様々な種類が存在することをみなさんは知っていますか?

イラスト:川田さん

例えば、長い糸のようなヒレを持った「イトヒキアジ」や、しっぽが赤い「オアカムロアジ」など、通常のアジとは形や色が違う種類がいるんです。

イラスト:川田さん

なんと、体長150cmほどになる「ロウニンアジ」というアジも。

このロウニンアジは、通常のアジには天敵になってしまう鳥を、逆に食べてしまうそう。

このように、アジには様々な種類がいるわけですが、共通していることがあるそうです。

イラスト:川田さん

それは、“アジ”がいいというところ。

その共通点から、名前が「アジ」になったといわれています。

また、「アジ」を漢字で書くと「鯵」。

“参”ってしまうほど美味しいことから鯵になったという説もあるそうです。

イラスト:川田さん

そんなアジですが、漁獲量が年々、減ってきています。

“日本の食卓には欠かせないアジ”といった食文化を紡いでいくためにも、水族館で魚や海に関心を持ち、それらを守っていく気持ちを学ぶことが大切だと川田さんは言います。

説明する川田さん

広島ホームテレビ『5up!
地球派宣言コーナー(2023年3月15日放送)

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