桐谷健太が「ケイジとケンジ、時々ハンジ。」にクランクイン。「気持ちよく、いいスタートが切れました!」

桐谷健太が、テレビ朝日系で4月13日にスタートする連続ドラマ「ケイジとケンジ、時々ハンジ。」(木曜午後9:00。初回は拡大スペシャル)にクランクイン。舞台となるヨコハマで、熱量全開でスタートを切った。

桐谷が主演を務め、福田靖氏がオリジナル脚本を手掛け、2020年1月期に放送された「ケイジとケンジ 所轄と地検の24時」。桐谷が演じた“情熱系”主人公・仲井戸豪太がパワーアップし、「ケイジとケンジ、時々ハンジ。」で帰ってくる。走り出したら止まらない“元体育教師の異色刑事”が3年ぶりに、港町・横浜を舞台に疾走。刑事、検事、判事といった、三者三様の矜持(きょうじ)はもちろん、二つとない強い個性も持ち合わせたキャラクターたちが、さまざまな事件をきっかけに真っ向からぶつかり合い、交わっていく姿を描く新感覚のサスペンスコメディーとなる。

待ちに待ったクランクインの日を迎え、舞台となる横浜での桐谷のファーストカットは、実に情熱刑事・豪太らしい、熱き血潮がほとばしるシーン。豪太が大声を上げながら、窃盗犯を追いかけ、街を全力疾走する。朝一番の撮影にもかかわらず、“ここに仲井戸豪太あり!”と言わんばかりの最大熱量を解き放つ桐谷に触発され、現場の士気もさらにアップするなど、最高の撮影初日となった。

桐谷は「前日からクランクインが楽しみでした。勝手に天気もいいんだろうと予想して、ほんわかした気分で、初日に備え早めに寝ました(笑)」とすがすがしい笑顔を見せ、予想通り快晴となり春の訪れを感じさせる暖かい気候での撮影に、「天気もすごくよくて、気持ちよかったです。現場の雰囲気もすごくよく、いいスタートが切れました」と喜び、手応えを伝えた。

そんな“いいこと尽くめのクランクイン”で一層ギアを上げた桐谷は、「みんなが気持ちよく、楽しく撮影できることが、すごく大切。今後もその思いをさらに大きくしながら、撮影に臨みたいです」とあらためて決意を表明。「この3年で自分も皆さんもいろいろ変わり、さらに進化していると思います。いい意味で肩の力を抜いて取り組むことで、進化した新しいドラマを皆さんに見せられると思いますし、本当に楽しみです!」と期待を込め、視聴者へメッセージを送った。

教師から警察官に転職するという異色の経歴を持つ、横浜みなとみらい署強行犯係の刑事である豪太は、高校生を悪の道へと誘う悪人たちを根絶したいという信念の下、情熱をたぎらせ職務にまい進する日々。そんなある日、夜間パトロール中の交番巡査・田口健介(湯江タケユキ)が不可解な事件現場に遭遇する。若い男がタクシーと接触しそうになりながら逃げ去った場所で、別の男が後頭部から血を流し、意識不明状態で倒れているのを発見したのだ。

豪太、そしてアメリカ赴任から帰ってきたばかりの刑事・目黒元気(磯村勇斗)ら強行犯係の面々は現場へ急行。現場に落ちていた財布の中の免許証から、倒れていた男性は勝山康平(川島潤哉)だと判明する。彼の財布には10万円近くの現金が残されており、強盗目的ではなさそうだ。だとしたら、一体どういう事情で、何が起こったのか?

そんな中、タクシーのドライブレコーダーに映っていた映像が手がかりとなり、現場から逃走した人物が見つかる。男は母親と2人暮らしの専門学校生・林田裕紀。豪太と目黒が事情聴取をすると、林田は勝山の写真を見て、明らかに動揺した様子を見せるも、事件への関与については完全否定する。勝山のことも知らないと必死で訴えるが、目黒は林田がうそをついているとにらむ。一方、豪太は若干の戸惑いを残しながらも、「あの目はうそじゃないと思う」と言う。その矢先、財布に付着していた指紋が林田のものと一致。豪太はショックを受けながらも、強盗傷害で逮捕令状を請求するため、横浜地方裁判所みなと支部へ向かう。ところが、対応した判事・諸星美沙子(吉瀬美智子)は「証拠が薄い」と一刀両断。むげもなく請求を却下する。

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