岡山大卒業式 3150人が門出 「知識や技術を社会へ還元」

卒業生を代表して答辞を述べる古段さん(岡山大提供)

 岡山大(岡山市)の卒業式が24日、同市北区いずみ町のジップアリーナ岡山であり、学部生、大学院生ら計3150人が新たな門出を迎えた。

 新型コロナウイルス対策で午前と午後に分かれて実施。午前の式では槇野博史学長が卒業生代表に学位記などを授与し、「4月からの活動拠点を新たな成長の場として生涯学び続けてほしい」とはなむけの言葉を贈った。

 答辞では経済学部の古段佑樹さん(22)が「今日できることを積み重ね、明日を切り開く」、大学院保健学研究科の佐藤生弥さん(26)が「知識や技術を社会へ還元し、イノベーションをけん引する人材になりたい」と述べた。

 マスク着用は個人判断とされ、式後に仲間と笑顔で記念撮影する姿が多く見られた。

槇野学長(左)から学位記を受け取る卒業生代表(岡山大提供)
緊張した面持ちで卒業式に臨む学生ら
式後に笑顔で記念撮影する卒業生たち

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