本県へアフガニスタンから避難してきた宮崎大（宮崎市）の元留学生と家族を招いた県南日帰りツアーは18日、日南、串間市であった。参加した30人は、自然や文化のあふれる県南の観光スポットを楽しんだ。
元留学生らは同国でタリバンが政権を掌握した2021年から本県に避難。同大学の研究員となっていたが、4月以降は別の仕事に就くため、本県の文化や日本語の勉強も兼ね同大学が旅行を企画した。
参加者は午前中は日南市の飫肥城を散策。もともと戦うための施設の跡地に学校が建っていることを知り「素晴らしい」と感心していた。午後は串間市の都井岬を訪れ、雄大な景色を眺めたり岬馬の写真を撮ったりしていた。
