「みんなに本当に失礼だと思った」日本代表の森保監督、W杯で痛感した後悔を明かす

ワールドカップ後に森保一監督の留任が決まった日本代表。

今年初の代表戦を前にチームの裏側を追った恒例のTeam Camが公開された。

森保監督はチームミーティングで選手たちにこう語りかけている。

「目標も、現実はベスト16の壁を越えられていないけれど、いや優勝でしょと。

実際に2050年までに(優勝という)目標を見据えて我々はやれなければならない。そこを見据えたうえで、いま超えられていないところを超えていく。

で、W杯でクロアチア戦後に一番思ったこと。もっと俺の思いを強くしておかなければいけなかった。

みんなの悔しさは『やり切って、もう足りなかった』という悔しさではなかったでしょ?違う?

俺は勝ててた、あれは勝ってた(と思っている)。ブラジル戦にも行けてた、親善試合でしっかり手応えがあって。

ベスト4まで行ったら、決勝か3位決定戦まで行ける。

いままでのルールのなかだったら7試合全部やれるでしょ。次の(W杯)レギュレーションだったら、8試合日本は絶対できるでしょ。

俺は本当にあの時に思ったし、悔しさだけじゃない。

悔しい思いもあったけれど、いやみんなのポテンシャルみたら、もっと上げていける、そこ絶対に超えていけると本気で思ったし、思わないといけないと思ったし。

そんななかでやっていかないと、みんなに本当に失礼だと思ったし、

世界のトップトップのなかでやって、世界の同じ基準のなかで、目線のなかで、闘っていくということをみんながやっているなかで本当に(もっと上を)目指したい。

メディア上で聞いているかもしれないけれど(笑)、世界一と言っているし、そこを見据えて。ただ、現実はちゃんと見据えて、そこを超えていく」

W杯ではもっと上に行けるという強い思いが足りなかったと感じたとか。

【関連】日本代表の国民的英雄もいる…「史上最も過大評価されたスター」10名

なお、2026年大会からはW杯出場国は32から48か国に増えるため、決勝までは計8試合を戦う。

© 株式会社ファッションニュース通信社